一ノ瀬ワタル主演『サンクチュアリ -聖域-』Netflixで配信　染谷将太ら共演

2020.12.07 Mon

Netflixオリジナルシリーズ『サンクチュアリ -聖域-』が配信される。

1500年以上にわたって日本の伝統文化、神事として神秘のベールに包まれている大相撲。『サンクチュアリ -聖域-』は、崖っぷちに追いやられた1人の無軌道な若者が、土俵に金、女、名声の全てが埋まっていると信じて力士へと上り詰めていく姿を描く作品だ。

主演を務めるのは元プロ格闘家の一ノ瀬ワタル。格闘技の才能と恵まれた体格を買われ、金のためだけに相撲部屋に入門した見習い力士・猿桜役を演じる。猿桜を預かる相撲部屋の親方役にピエール瀧、親方を支える女将役に小雪、猿桜の唯一無二の友人となる清水役に染谷将太がキャスティング。力士役の全キャストは、ハリウッドの専門家やオリンピック選手のトレーナー、栄養士の指導のもと約1年にわたる肉体改造に挑み、6か月以上の月日をかけて相撲稽古に取り組んでいるとのこと。

監督を映画『ザ・ファブル』シリーズの江口カンが務め、脚本を『半沢直樹』の金沢知樹が手掛ける。配信時期などは後日発表。

江口カン監督のコメント

神事である大相撲。
その薄皮を一枚剥けば見えてくる、欲望とエゴと意地のぶつかり合い。
そして魂震わす師弟愛と友情。
この物語の現場は、俳優、芸人、一度は諦めた力士たちによる、ガチの身体作りから始まった。
ひたすら四股を踏み、汗と罵声が飛び交う「江口部屋」から生まれるこの作品の熱量にご期待ください。

一ノ瀬ワタルのコメント

人生の転機を掴むため角界に転がり込んだ男の無法者っぷり、型破りなキャラクターに魅了されました。
大相撲という狂気とも思える世界の光と影、人生を賭けて男が掴もうとするものは何なか、物語を読む手が止まりませんでした。
スタッフ、演者すべてが全身全霊で挑みます。
この常軌を逸した作品を楽しみにしていてください。

染谷将太のコメント

生まれて初めてまわしを締めさせて頂きます。相撲という国技であり、ロマンがつまりに詰まった世界。夢と欲望が張り合いぶつかり合う、飛び散る汗と涙。神聖な世界でぶつかり合うのは人間達です。台本のラストのページを思わずギュッと握りしめてしまいました。これから現場が楽しみでなりません。

小雪のコメント

日本の国技“大相撲”の世界、日本人である私も裏側は全く知り得ないサンクチュアリ、まさに聖域のタブーに切り込んだNetflixならではの刺激的な作品にまた参加させていただくことになりました。体当たりで相撲人生に挑む個性豊かな登場人物がどう描かれていくのか今からとても楽しみです。

ピエール瀧のコメント

ピエール瀧です。
今回このような刺激的な作品に参加させていただくことになり、とても興奮しています。
日本の角界を舞台にしたドラマ作品という物は非常に珍しく、日本国内は元より、国外の視聴者の方々にも興味深く受け入れてもらえるのではないかと期待しています。
江口カン監督と作品を通して仕事をさせていただくのは初めてで、それは僕に喜びの感情をもたらしてくれました。
皆で楽しみ、無事に千秋楽を迎えられる事を願っています。

坂本和隆エクゼクティブ・プロデューサー／Netflixコンテンツ・アクイジション部門ディレクターのコメント

江口監督と脚本の金沢さんがNetflixに道場破りに来たのが約2年半前。そこから1年以上の歳月をかけ脚本を開発し強固なストーリーが完成しました。逸材を求めオーディションをおこない、約1年にわたる徹底的な肉体改造、6ヶ月以上の月日をかけ相撲稽古に取り組みつつ、素晴らしい江口部屋が誕生しました。これまでにない熱量の作品になると信じてます。