映画『青葉家のテーブル』が2021年春に公開される。
同作は、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」で2018年から配信され、600万回以上再生されたウェブ短編ドラマ『青葉家のテーブル』をオリジナルストーリーで長編映画化する作品。シングルマザーの青葉春子とその息子リク、春子の飲み友達めいこ、めいこの恋人の小説家ソラオの4人が共同生活を送る青葉家に、春子の旧友の娘・優子が居候し始めることから物語が展開される。当初は2020年秋に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて延期となっていた。
ドラマ版から引き続き、春子役を西田尚美、リク役を寄川歌太、めいこ役を久保陽香、ソラオ役を忍成修吾忍が演じる。美術予備校の夏期講習に通う優子役に栗林藍希、優子の母・知世役に市川実和子がキャスティング。監督を松本壮史が続投する。
今回の発表とあわせてキービジュアルと場面写真が公開。
松本壮史監督のコメント
2018年の春にWEBドラマとしてはじまった「青葉家のテーブル」が長編映画になりました。西田尚美さんをはじめとしたお馴染みのメンバーと共に、映画として新たな物語を紡ぐ事が出来て本当に嬉しいです。そこに魅力あふれる新たな登場人物も加わり、青葉家の世界がぐっと拡がりました。大人も子供も混じり合ったひと夏の青春群像劇となっています。音楽もとびきり良いのです。ぜひ劇場でご覧ください。
佐藤友子エグゼクティブプロデューサー(北欧、暮らしの道具店)のコメント
日々奮闘している大人世代の方にも、自分とはなんぞやと模索をしているい若い世代の方にも「こんな映画をずっと待ってた」と思ってもらえる作品になっているのではないかと期待しています。映像を構成する美術や小物使い、料理・衣装・光の具合などなど、大きなスクリーンでぜひ鑑賞していただきたい演出面のポイントをたくさんしのばせています。「14年前に雑貨屋としてスタートした会社が製作した映画」という目線でもぜひお楽しみください。
- 作品情報
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『青葉家のテーブル』
2021年春公開監督:松本壮史 出演: 西田尚美 市川実和子 栗林藍希 寄川歌太 忍成修吾 久保陽香 配給:エレファントハウス
Special Feature
Crossing??
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