『芥川賞』『直木賞』候補に尾崎世界観、加藤シゲアキ、宇佐見りんら

『第164回芥川龍之介賞』および『第164回直木三十五賞』の候補作品が発表された。

『芥川賞』候補に選ばれたのは、宇佐見りん『推し、燃ゆ』、尾崎世界観『母影』、木崎みつ子『コンジュジ』、砂川文次『小隊』、乗代雄介『旅する練習』の5作品。砂川文次、乗代雄介は2度目の選出となる。

『直木賞』候補は、芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』、伊与原新『八月の銀の雪』、加藤シゲアキ『オルタネート』、西條奈加『心淋し川』、坂上泉『インビジブル』、長浦京『アンダードッグス』の6作品。

選考委員会は、1月20日に都内で開催される。

『第164回芥川龍之介賞』候補作品

宇佐見りん『推し、燃ゆ』(『文藝』秋季号)
尾崎世界観『母影』(『新潮』12月号)
木崎みつ子『コンジュジ』(『すばる』11月号)
砂川文次『小隊』(『文學界』9月号)
乗代雄介『旅する練習』(『群像』12月号)

『第164回直木三十五賞』候補作品

芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』(文藝春秋)
伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社)
加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)
西條奈加『心淋し川』(集英社)
坂上泉『インビジブル』(文藝春秋)
長浦京『アンダードッグス』(KADOKAWA)

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