3D都市モデルプロジェクト『PLATEAU』のティザーサイトが公開された。
国土交通省では、全国約50都市の3D都市モデルの整備と、これを活用した都市計画、まちづくり、防災、都市サービス創出などの実現を目指す「まちづくりのDX」の取組を推進。パノラマティクスが参画し、プロジェクトのアートディレクション、情報発信業務を担っている。
ティザーサイトでは、東京23区の3D都市モデルをブラウザで体感できる「PLATEAU VIEW」や、齋藤精一(パノラマティクス)と若林恵の対談記事、「都市活動モニタリング」「防災」「まちづくり」の3つのカテゴリーで紹介するユースケースを公開。
3月までに順次、プロジェクトの進捗、インタビュー記事の掲載、「PLATEAU VIEW」の公開都市や都市活動データの追加などを実施。ユースケース開発や実証実験、3D都市モデルを活用したアイデアを募るハッカソンなども並行して行ない、4月に3D都市モデルのデータセットをオープンデータ化し、誰もが3D都市モデルを活用できるプラットフォームとして公開される。
齋藤精一のコメント
以前、経済産業省の委託事業で3Dcel(https://3dcel.com/)を公開しました。
2016年の時点では産業やDXへの機運はそれほど高まっておらず、アカデミズム領域ではここで公開されたデータを未だに使っています。2020年12月、いよいよ国土交通省が都市基盤にもなり得る3D都市モデル「PLATEAU」を本格始動させます。
これを機に多くの業界や企業、さらにはアーティストやクリエイターまでもが参加するアーキテクチャになることを期待しております。