野田秀樹の戯曲『パンドラの鐘』が4月14日から東京・池袋の東京芸術劇場で上演される。
『パンドラの鐘』は、「遺跡の発掘」「古代の天皇の殉死」「長崎への原爆投下」などのモチーフを扱い、現代と古代という2つの時間軸を行き来する物語。1999年にNODA・MAP第7回公演として初演され、『紀伊國屋演劇賞』個人賞、『読売演劇大賞』最優秀作品賞、『芸術選奨』文部大臣賞などを受賞した。ほぼ同時期に蜷川幸雄が演出したバージョンも上演。
今回は熊林弘高が演出を担当。1人の俳優が現代と古代をまたいだ複数役を演じる。出演者には門脇麦、金子大地、柾木玲弥、木山廉彬、長南洸生、八条院蔵人、松尾諭、緒川たまきらが名を連ねる。
同作は4月13日にプレビュー公演を開催。5月4日まで東京芸術劇場で上演された後、滋賀、兵庫、石川、茨城、愛知を巡る。詳細は後日発表。
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『パンドラの鐘』
2021年4月14日(水)~5月4日(火) 会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 シアターイースト作:野田秀樹 演出:熊林弘高 出演: 門脇麦 金子大地 柾木玲弥 木山廉彬 長南洸生 八条院蔵人 松尾諭 緒川たまき ほか
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