大林組の新テレビCM「つくるを拓く」篇が本日1月1日から全国で放映される。
「MAKE BEYOND つくるを拓く」というブランドビジョンを策定し、2021年から展開する新企業広告のイメージキャラクターに佐藤健を起用した大林組。「つくるを拓く」篇は、初めて「火」に遭遇した原始人と佐藤健演じる「時空の旅人」のやり取りを通じて、困難や恐怖を乗り越えて「拓く」ことこそがものづくりの起点であり、人類の発展に繋がることを訴求していくもの。
数百万年前の地球が舞台となる同CMには、1本の木が落雷によって燃える様子や、恐る恐る火に近づく原始人たちの姿、「時空の旅人」が燃えさかる木を見つめながら「人類のものづくりは、火の発見によって進化したという説がある」と話し、原始人に燃える枝をを差し出して「取りなよ」「君が取ってくれないと、歴史始まんないんだよなー」と促すシーン、「ものづくりの未来」を想起させる様々な映像、「時空の旅人」が「はい、歴史始まったー」と呟き、満足そうな表情で立ち去る様などが映し出されている。
佐藤健のコメント
今回のテレビCMに出演したことで、大林組のイメージに変化はあったか
イメージ、変わりました。元々は建設というイメージが強くあったのですが、実際は建設という領域に限らず、自分たちの技術やこれからの展望を大きな枠組みや広い視野で捉えているんだなと驚きました。
TVCMもまさか、一切建物のないところでの撮影だとは思いませんでしたし、これから建設の枠を超えていきたいというメッセージは特に印象的でした。大林組さんがこれからどんなものをつくっていくのか、楽しみです。
「MAKE BEYOND つくるを拓く」という新しいブランドビジョンの第1印象
何かをつくることで超えていこうとか、あるいはつくることを超えていこうという前向きな勢いを感じました。未来を切り拓いてくれる、わくわくさせてくれる会社だなと感じますし、このビジョンをもって、さらにそうなっていくと思います。あとはやっぱり建設という枠に収まらないビジョンだなと。非常に共感できますし、僕自身としても見習っていきたい姿勢だなと思いました。
こんな風に「MAKE」、あるいは「BEYOND」していきたいという思いや目標
凝り固まった方法論や常識、先入観のようなものを極力持たずに、常に目の前にあることへの最善のアプローチを考える、ということを意識しています。あとは仲間内で遠慮なく意見、アイデア等を言い合える関係を築くことが大切だなとも思います。
CMのテーマにもなっている人類の歴史やものづくりについて、どのように感じたか
考えてみれば、いま身の回りにあるもの・ことはすべて誰かがつくったもので、つくることによって歴史は歩みを進めてきた。そのことに改めて気づかされたように思います。驚いたのは、ものづくりのはじまりが火の誕生という説があること。今回はその場に立会い、人類の歴史を動かす重要な役ができて光栄でした。
今回の撮影で大変だったエピソードや、印象に残ったこと
今よりもずっと前の時代、実在するような、しないような不思議な役だったので、その微妙な存在感を表現するよう意識しました。あとは、原始人との共演。これまで様々な役を演じてきましたが、原始人に話すというシチュエーションでお芝居をしたのは初めてのことで、印象的でしたね。すべてのはじまりに立ち戻って、広くものづくりや“つくる”ということを見つめ、超えていく。そんな作品に出演できてよかったなと思います。