オンライン映画祭『MyFFF』にジャン・コクトー『オルフェ』など30作品

オンライン上映イベント『第11回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』の上映作品が発表された。

「若手映画制作者によるフランス映画のショーケース」というコンセプトを据えて実施される『マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』。選出された作品は1月15日からイベントのオフィシャルサイトや各動画配信サイトでオンライン配信される。またアンスティチュ・フランセ東京で特集上映『スクリーンで見よう マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』、「旅する映画館café de cinéma」企画の短編上映会などを実施予定。

今回はコンペティション部門の長編作品10本、短編作品10本、アニメーション、VR作品など30作品がラインナップ。思春期の女性の成長を通じて現代フランスの素顔を浮かび上がらせたドキュメンタリー『思春期 彼女たちの選択』、実在の戦場カメラマンカミーユ・ルパージュを描いた『カミーユ』、ピアニストの女性とその付き人を務める夫の妊娠出産騒動を描く『奥様は妊娠中』、スイスのブルジョワ家庭に生まれた監督が祖母との対話を通してLGBTQや自らのアイデンティティーの問題に取り組んだ『マダム』、ジャン・コクトー監督作『オルフェ』、アルノー・デプレシャンのデビュー作『二十歳の死』などが並ぶ。60分以下の短編作品は全て無料。

ユニフランス会長セルジュ・トゥビアナ、代表ダニエラ・エルストナーは、「困難を伴った2020年、いい発見が一つあったとすれば私たちのデジタルツールへの適応力です。デジタルツールのおかげで、この状況においても障害物や国境を乗り越えることができます。MyFFFで素晴らしい想像世界への旅をお楽しみください!」とコメントを寄せている。

番組情報

『第11回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル』

2021年1月15日(金)〜2月15日(月)に配信
配信作品: 『思春期 彼女たちの選択』(監督:セバスチャン・リフシッツ) 『奥様は妊娠中』(監督:ソフィー・ルトゥルヌール) 『カミーユ』(監督:監督 ボリス・ロジキン) 『フェリチタ!』(監督:ブルーノ・メルル) 『ジャスト・キッズ』(監督:クリストフ・ブラン) 『ワーキング・ガールズ』(監督:フレデリック・フォンテーヌ) 『バーニング・ゴースト』(監督:ステファン・バチュ) 『英雄は死なない』(監督:オード=レア・ラパン) 『ジュゼップ』(監督:オーレル) 『君は愛にふさわしい』(監督:アフシア・エルジ) 『マダム』(監督:ステファン・リートハウザー) 『クエシパン~私たちの時代』(監督:ミリアム・ヴェロー) 『オルフェ』(監督:ジャン・コクトー) 『アデュー』(監督:マティルド・プロフィ) 『ミス・シャゼル』(監督:トマ・ベルネ) 『核家族』(監督:フォースティーヌ・クレスピー) 『ソレ・ミオ〜私の太陽』(監督:マキシム・ロワ) 『青く震える娘』(監督:マリー・ジャコテ、ロラ・アリファ=ルグラン) 『空っぽの場所』(監督:ジェロフロワ・ド・クレシー) 『言葉にならない』(監督:エロディ・ワラス) 『ビューティー・ボーイズ』(監督:フロラン・グエルー) 『友だちの友だち』(監督:ザッカリー・ゼズィマ) 『幕あい』(監督:アントニー・ルメートル) 『都会のオオヤマネコ』(監督:ニナ・ビシアリナ) 『ダリアの世界』(監督:ハビエ・ナヴァーロ・アビレス) 『マエストロ』(監督:イロジック) 『O28』(監督:オタリア・コーセ、ほか) 『お遊戯会』(監督:ロイック・ブリュイエール) 『二十歳の死』(監督:アルノー・デプレシャン) 『犬っころ』(監督:ハリマ・ウアルディリ)
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