爪切男の新作エッセイが2月24日から3か月連続で刊行される。
昨年テレビドラマ化された『死にたい夜にかぎって』で知られる爪切男。2月24日に刊行される『もはや僕は人間じゃない』は、失恋や家族との確執、自らに起きた性の揺らぎを抱えながら人生の暗黒期を過ごしていた著者が、パチンコ中毒の僧侶とオカマバーの店員に救われ、人生のどん底を「なんとなく」乗り越えていく姿を綴ったもの。
3月19日に刊行される『働きアリに花束を』は、『週刊SPA!』の連載をまとめたもの。解体工事、家庭教師、交通量調査など様々な職業を体験してきた著者が、「夢やお金以上に大切なもの」があると知る勤労エッセイだ。4月26日に刊行される『クラスメイトの女子、全員好きでした(仮)』は、小学校から高校まで様々な女子と出会い、いつも恋をしていた爪切男の思い出を執筆している。
爪切男のコメント
いろいろなタイミングとご縁が重なり、なんと三か月連続で本をリリースする運びと相成りました。大人気作家ならまだしも、なぜ私のようなかけだし作家がこんなことに。まあ、やるならやるで心から楽しんでやろうと思ってます。何かと沈みがちな今だからこそ、バカなことをする奴が一人ぐらいはいてもいい。おそらく私の作家人生における最初で最後のお祭りです。読者の皆様、書店、出版社、みんなで一緒に盛り上がりましょう。
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『もはや僕は人間じゃない』
2021年2月24日(水)発売 著者:爪切男 価格:1,100円(税抜) 発行:中央公論新社
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『働きアリに花束を』
2021年3月19日(金)発売 著者:爪切男 発行:扶桑社
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『クラスメイトの女子、全員好きでした(仮)』
2021年4月26日(月)発売 著者:爪切男 発行:集英社