『特別企画「震災と未来」展 -東日本大震災10年-』が日本科学未来館で開催

2021.02.24 Wed

『特別企画「震災と未来」展 -東日本大震災10年-』が、3月6日から東京・テレコムセンター駅の日本科学未来館で開催される。

2011年3月11日の東日本大震災から10年。震災を忘れず教訓を未来に伝えるために開催される同展では「震災の記憶」「その後の人々が生んだ絆」「未来への課題」の3つをテーマに掲げ、NHKがこれまで災害に向きあい、記録・蓄積してきた映像や資料を様々なプレゼンテーションで振り返るほか、震災・復興にまつわるストーリーをもった品々の展示を通じて復興への取り組みと課題、今後の災害に対する備えを紹介する。

「【ZONE1】～東日本大震災をNHKアーカイブスで振り返る～」では、発災後72時間のニュースのダイジェスト映像やプロジェクションによる災害の体感、原発事故の記録や避難所の再現展示などから震災発生当時の状況を追体験。

「【ZONE2】～あの日　そして明日へ…復興10年のあゆみ～」では、東北の10年におよぶ復興のあゆみをNHKのニュース映像と共に復興にまつわるストーリーをもった品々を集めて展示。

「【ZONE3】～あなたと未来を考える～」では、東日本大震災の教訓を生かし、毎年のように国内各地で頻発する自然災害やそれに伴う複合災害に備え、わたしたちの未来を考える。

展示物には、NHK復興支援ソング“花は咲く”や“SEIMEI”の演技で羽生結弦が着用した衣装、Lady Gagaが復興支援チャリティーの一環としてネットオークションに出品し、その後、亡くなった落札者の家族により「震災の記憶を風化させないよう活用してほしい」との想いから宮城県に寄贈されたティーカップ、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の台本なども含まれる。