昨年7月からレジ袋有料化が開始されてから、半年以上が経過した。エコバッグの持ち歩きや、店舗でもらった袋の再利用が当たり前になったという人も多いのではないだろうか。
伊勢丹が、長年にわたって使用できるショッピングバッグを本日2月24日に発売した。このバッグは伊勢丹が1958年から採用しているタータンチェック柄のショッパーを再現したもので、本体から持ち手まで全て国産のレザーで作られている。強度面を考慮しつつ可能な限り革を薄く仕上げ、紙袋の質感を再現したという。サイズも紙のショッパーと同じとなる。
このバッグはプロダクトブランド「UNKNOWN PRODUCTS / アンノウン プロダクツ」と伊勢丹のコラボレーションによって生まれた。ブランド品の紙袋をファッションとして再利用する様子から着想を得た「Leather reproduction of the bag in the street」と題するリプロダクトコレクションを発表している同ブランドに共感し、「紙袋を流用するよりも、“革で作られた紙袋”を永く使ってもらいたい」という想いから作られたという。近年、サステナビリティへの関心が高まっている流れも踏まえている。
販売は東京・伊勢丹新宿店メンズ館、三越伊勢丹オンラインストアで実施。限定50個となる。価格は税込27,500円。牛革製。すでにオンラインストアでは完売となっている。