スラヴォイ・ジジェクの新著『パンデミック2 COVID-19と失われた時』が本日2月24日に刊行された。
同書は、スロヴェニア出身で「最も危険な哲学者」とも称されるスラヴォイ・ジジェクがコロナ禍を受けて緊急出版した書籍の第2弾。コロナ禍で発生した格差などの諸問題に加え、環境問題や「Black Lives Matter」といった人権問題、ドナルド・トランプ元大統領に代表されるポピュリズムと陰謀論などの政治問題に到るまで、2020年春以降の世界の動きを精神分析理論とポップカルチャーの知識をもとに分析している。解説と監修を岡崎龍、翻訳を中林敦子が担当。
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『パンデミック2 COVID-19と失われた時』
2021年2月24日(水)発売 著者:スラヴォイ・ジジェク 訳者:中林敦子 価格:1,800円(税抜) 発行:Pヴァイン