米津玄師が『第71回芸術選奨』文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)を受賞したことがわかった。
『芸術選奨』文部科学大臣新人賞は、文化庁が毎年度、芸術各分野において優れた業績を挙げ、新生面を開いた人物に対して贈る賞。大衆芸能部門で平成生まれのアーティストが新人賞を受賞するのは初となる。
文化庁は贈呈理由として「米津玄師氏は2018年に発表され、ロング・ヒットとなった『Lemon』でその存在を広く知られ、Foorinへの提供曲『パプリカ』のヒットにより幅広いファンの支持を得た。ヒップ・ホップ的なセンス、歌謡曲的な要素を継承したメロディー、エレクトロニクスとアコースティックを融合させた斬新で充実した完成度の高い音楽性が評価され、アルバム『STRAY SHEEP』では新型コロナウイルス禍による混沌(こんとん)とした社会状況を反映した新曲も収録。沈静化したポップス界の再活性化を促す端緒となった」と述べている。