『第71回芸術選奨』文部科学大臣賞、文部科学大臣新人賞の受賞者が発表された。
『芸術選奨』は文化庁による芸術家の顕彰制度。演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた人物に芸術選奨文部科学大臣賞または芸術選奨新人賞を贈る。
文部科学大臣賞受賞者は、演劇部門の岡本健一と松本祐子、映画部門の諏訪敦彦と伊藤進一、音楽部門の藤本昭子と藤原道山、舞踊部門の井関佐和子と加治屋百合子、文学部門の朝井まかて、美術部門の青木野枝と宮島達男、放送部門の伊東英朗、大衆芸能部門の宮本浩次と柳亭市馬、芸術振興部門の宇川直宏、評論等部門の上島春彦と細川周平、メディア芸術部門の湯浅政明の18人。
文部科学大臣新人賞受賞者には、演劇部門の鈴木杏、映画部門の小田香、音楽部門の鈴木優人、舞踊部門の市川翠扇、文学部門の李琴峰、美術部門のエキソニモ、放送部門の塚原あゆ子、大衆芸能部門の米津玄師、芸術振興部門の相馬千秋、評論等部門の平野恵美子、メディア芸術部門の吾峠呼世晴の11人が名を連ねる。
授賞対象となった成果は、岡本健一『リチャード二世』、諏訪敦彦『風の電話』、宮本浩次『ROMANCE』、宇川直宏「DOMMUNE」、湯浅政明『映像研には手を出すな!』、鈴木杏『殺意 ストリップショウ』、エキソニモ『エキソニモ アン・デッド・リンク』展、塚原あゆ子『MIU404』、米津玄師『STRAY SHEEP』、吾峠呼世晴『鬼滅の刃』など。