松井茂の著書『虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力』刊行

松井茂の著書『虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力』が3月24日に刊行される。

1975年生まれの松井茂は東京出身の詩人、情報科学芸術大学院大学准教授。これまでに詩集『二●二●』を発表しているほか、共編に『虚像の時代 東野芳明美術批評選』『日本の電子音楽 続 インタビュー編』、共著に『FABに何が可能か 「つくりながら生きる」21世紀の野性の思考』『キュレーションの現在 アートが「世界」を問い直す』『テレビ・ドキュメンタリーを創った人々』、監修に「平成の日本美術史 30年総覧」などがある。また、『磯崎新 12×5=60』『磯崎新の謎』のキュレーションを担当。

『虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力』の目的は、現代芸術がマスメディアを分母とした表現活動を再配置し、テレビジョン=「虚像」が想像力とされた時代の作家像、作品概念を現代の視点で分析すること。東野芳明、磯崎新、今野勉の思考を軸にマスメディアの中の芸術家像を検証しながら、現代美術、現代思想、現代メディア論を横断してメディア芸術の歴史的な視座を編み直し、現代芸術は抵抗文化としてのラディカルな戦略をいかに設計してきたのかを分析する。

書籍情報

『虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力』

2021年3月24日(水)発売 著者:松井茂 価格:3,500円(税抜) 発行:フィルムアート社
  • HOME
  • Book
  • 松井茂の著書『虚像培養芸術論 アートとテレビジョンの想像力』刊行

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて