河合勇人監督の映画『総理の夫』の公開日が9月23日に決定。追加キャストが発表された。
同作は原田マハのベストセラー小説『総理の夫 First Gentleman』を映画化するもの。42歳で史上最年少にして史上初の女性総理となる妻と、妻を支えようとする鳥類学者の夫が「政界」という未知の世界で奮闘する様を描く。史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまう相馬日和役に田中圭、日和に支えられながら信念を燃やす女性総理・相馬凛子役に中谷美紀がキャスティング。
新たに出演が発表されたのは、貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、木下ほうか、長田成哉、関口まなと、米本学仁、国広富之、寺田農、片岡愛之助、嶋田久作、余貴美子、岸部一徳。
貫地谷しほりはシングルマザーの「ドS内閣広報担当」富士宮あやか役、工藤阿須加は「イケメン総理秘書」島崎虎山役、松井愛莉は日和が働く鳥類研究所に勤務する研究員・伊藤るい役、木下ほうかは鳥類研究所のトップ・徳田実役、米本学仁は怪しいフリーライター阿部久志役、嶋田久作はポーカーフェイスの官房長官・小津智祐役、片岡愛之助は日和の兄・相馬多和役、余貴美子は日和の母で「財界の超大物」相馬崇子役、岸部一徳は腹黒な政界のドン原久郎役を演じる。
発表とあわせて「速報映像」とポスタービジュアル、キャラクタービジュアルが公開。「速報映像」にはドレスを着て笑みを浮かべる凛子の姿をはじめ、日和が記者に囲まれる様子や警備員に羽交い締めにされるシーン、「僕は総理の夫です!」と主張する場面などが映し出されている。
登場人物たちの姿が写し出されたポスタービジュアルには、「日本の未来、先取りしちゃった。」というコピーが添えられている。
田中圭のコメント
日和は巻き込まれ型の主人公で、皆様が生きてくれたキャラクターに振り回されてばかりです。だからこそ皆様のお芝居をキチンと受けとる事に専念しましたし、受けていて心地良く、おっかなくて、でもやっぱり面白くて。毎日大変でした。日和は全員から責められるという稀有な存在ですので、出演者皆様のお芝居を沢山感じる事ができたのも幸せでした。
癖がすごい皆様、最高でした。
是非劇場で、日和の気持ちになって振り回されて欲しいです。中谷美紀のコメント
岸部一徳さんをはじめとする憧れの先輩たちの、柔軟かつゆとりあるお芝居に 支えられて安心感を覚え、初めて共演させていただいた貫地谷しほりさんの緻密 かつ繊細なお芝居に心震わされ、松井愛莉さんや工藤阿須加さんといったお若い 役者さんたちの実直なお芝居から刺激を受けた幸せな日々でした。
貫地谷しほりのコメント
田中さんとの共演は久々だったのですが気付いたら隠し撮りされたり、変わらない圭くんがそこにいて、圭くんの明るいオーラで現場が和やかに進んでいきました。そして凄い設定にも関わらず思わず納得してしまう中谷さんの総理としての存在感に圧倒されました。楽しい夏になりました。
工藤阿須加のコメント
お二人が出演されている作品を昔から観ていたので、今回共演させて頂き、いつか一緒に芝居をしたい!という願いが叶いました。
撮影初日に中谷さんから「秘書の雰囲気を醸しだしてるね!」と声を掛けて頂き嬉しかったですし、役との向かい方や佇まいを近くで見せていただいたこと、田中さんはひとつひとつのお芝居の切り替えの速さ、柔軟性、毎回変化される表情を近くで見せて頂いたこと、お二人との時間は沢山勉強させて頂きましたし、素敵な時間を過ごすことができました。松井愛莉のコメント
田中圭さんは初めましてだったのですが、とても気さくに話しかけていただきました!
周りを明るくしてくれる太陽みたいな方でした。
中谷美紀さんは一度共演させていただいたことがあるので、またご一緒できてとても嬉しかったです!
合間で色んなお話ができて、私の演じる役をおもしろいねと笑ってくださいました!
いつもご丁寧で美しく、優しい方でした!
そんな素敵なお二人とご一緒できて、光栄です。
とても濃い時間を過ごすことができました。
- 作品情報
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『総理の夫』
2021年9月23日(木・祝)から全国公開監督:河合勇人 脚本:松田沙也、杉原憲明 音楽:富貴晴美 原作:原田マハ『総理の夫 First Gentleman』(実業之日本社文庫) 出演: 田中圭 中谷美紀 貫地谷しほり 工藤阿須加 松井愛莉 木下ほうか 長田成哉 関口まなと 米本学仁 国広富之 寺田農 片岡愛之助 嶋田久作 余貴美子 岸部一徳 配給:東映
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?