米津玄師の書き下ろし新曲“Pale Blue”がドラマ『リコカツ』の主題歌に起用されることがわかった。
4月からTBS系でスタートする『リコカツ』は、北川景子が主演を務めるオリジナルストーリー。現代ならではの価値観と、時代が変わっても普遍的な男女の悩みを「リコカツ」というキーワードを通じて描き出す「離婚するかもエンターテインメント」となる。共演は永山瑛太。
米津玄師がドラマ主題歌を手掛けるのは『アンナチュラル』の“Lemon”、『ノーサイド・ゲーム』の“馬と鹿”、『MIU404』の“感電”に続いて4作品目。『リコカツ』は米津が楽曲を提供するドラマとしては初のラブストーリーとなる。“Pale Blue”はドラマ初回で初オンエア。
米津玄師のコメント
主題歌を担当させて頂きました。「Pale Blue」という曲です。
離婚から始まる恋というコンセプトの中で、久しぶりにラブソングを作りました。
どういうふうに響いていくのか、今からドラマの放送が楽しみです。よろしくお願いします。植田博樹プロデューサーのコメント
米津さんに最初にお目にかかったのは、『アンナチュラル』というドラマで主題歌をお願いに上がった横浜のライブ会場でした。米津さんは、一つ一つの言葉を大切に発する人で、その場のノリとか勢いとかではなく、自分の中に浮かぶ気持ちを、丁寧に精緻に選んで紡ぐ。そう。紡ぐ感じで話すんです。その誠実な人としてのあり方に、ドラマの主役の一人である「主題歌」をお願いしてよかったなと思ったことを記憶しています。結果、その曲「Lemon」は数々の金字塔を打ち立てることになり、米津玄師という名前は歴史的なレジェンドになりました。
それから数年。今回、僕は久しぶりに地上波で連ドラを作らせていただくことになりました。とても個人的なことですが、自分にとって一つの節目となる作品になります。その打ち合わせの際も、米津さんは、以前とまったく変わらずに、一つ一つの心象を、丁寧に精緻に言葉に紡いで、僕らに大事なことを伝えようとしてくださいました。作品にとってどういう曲が最適なのか、丁寧に僕らとイメージをすり合わせてくださる彼の姿は、責任感とクリエイティビティに満ちていて、米津さんにお願いできて心から良かったと思えた時間でした。
今日も現場ではワンカットワンカット、物語の珠玉のピースを積み重ねています。米津さんが紡ぎ出してくださる最高のピースを最後に組み込み、お客様に届けられる日を心から楽しみにしています。
- 番組情報
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『リコカツ』
2021年4月から毎週金曜22:00~22:54にTBS系で放送演出:坪井敏雄ほか 脚本:泉澤陽子 主題歌:米津玄師“Pale Blue” 音楽:井筒昭雄 出演: 北川景子 永山瑛太 ほか関連リンク
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?