映画『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』が6月18日から東京・渋谷のWHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテで公開される。
ジョン・ウォーターズが「2020 映画ベスト10」に選出した同作は、『ブッカー賞』を受賞したピーター・ケアリーの書籍『ケリー・ギャングの真実の歴史』をもとにした作品。19世紀のオーストラリアを舞台に、貧しいアイルランド移民の家庭に育ったネッド・ケリーが、自らの正義、家族と仲間への愛から、仲間や弟たちと共に「ケリー・ギャング」を結成し、権力と差別に立ち向かう姿を描く。原題は『True History of the Kelly Gang』。
ネッド・ケリーはこれまでにも映画などの題材にされており、『太陽の果てに青春を』ではミック・ジャガー、『ケリー・ザ・ギャング』ではヒース・レジャーがネッド・ケリー役を演じている。
『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』では、『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイがネッド・ケリー役にキャスティング。母親から幼いネッドを買うブッシュレンジャーのハリー・パワー役をラッセル・クロウ、ネッドに屈折した想いを抱く警官のフィッツパトリック役をニコラス・ホルト、ネッドの家族に横暴を尽くすオニー
ル巡査部長役をチャーリー・ハナムが演じる。『アサシン クリード』のジャスティン・カーゼルが監督を務め、『スノータウン』のショーン・グラントが脚本、『ジュピターズ・ムーン』のジェド・カーゼルが音楽を手掛ける。
発表とあわせてポスタービジュアルと場面写真が公開。ポスタービジュアルには「狂った世界を、ぶっ壊せ」というコピーが添えられている。
- 作品情報
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『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』
2021年6月18日(金)からWHITE CINE QUINTO、新宿シネマカリテで公開監督:ジャスティン・カーゼル 脚本:ショーン・グラント 原作:ピーター・ケアリー『ケリー・ギャングの真実の歴史』 音楽:ジェド・カーゼル 出演: ジョージ・マッケイ ニコラス・ホルト ラッセル・クロウ チャーリー・ハナム エシー・デイヴィス ショーン・キーナン アール・ケイヴ トーマシン・マッケンジー 上映時間:125分 配給:アット エンタテインメント
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?