『北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs』の第2弾参加アーティストが発表された。
4月29日から福岡・北九州市東田地区を舞台に開催される『北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs』は、アートによって持続可能な未来社会への注目をいざない、よりよい未来に向けて提案を行なう「SDGs(Sustainable Development Goals)」をテーマとした芸術祭。日本が培ってきた美的価値観を更新し続ける現代のアーティストの表現を通じて、来たるべき未来のビジョンを世界に発信するほか、新型コロナウイルス感染症の影響下で閉塞的になった社会にイノベーションによって持続可能な発展と交流を生み出すことに取り組んでいく。ディレクターは南條史生。
持続可能性をテーマにした大型アート作品などを展示する東田大通り公園には奥中章人、団塚栄喜、淀川テクニック、北九州市立いのちのたび博物館には博物館収蔵品とのコラボを軸にした大規模個展を行なう落合陽一が参加。北九州市立いのちのたび博物館は事前予約が必要となる。
東田第一高炉跡では石井リーサ明理が産業の歴史と技術力、交流をテーマにした光のインスタレーションを展開。北九州イノベーションギャラリーでは田中浩也研究室+METACITY(青木竜太)、ライゾマティクス、和田永がテクノロジーを活用した体験型アート作品を紹介する。
「みんなが面白いと思うまち」を作り出すプロジェクトを展開する北九州市環境ミュージアムには、まちクラ(川口智子、田坂哲郎)、ディレクターの鄭慶一が参加。
北九州市立美術館本館では「多様性への道」というタイトルのもとグループ展を実施。参加アーティストには井上優、岩本義夫、加地英貴、片山真理、ユキ・キハラ、紺谷彰男、澤田真一、澤田隆司、SECOND PLANET、早川拓馬、BABU、東本憲子、福島あつし、服は着る薬(鶴丸礼子アトリエ)、ほんままい、松本寛庸、南村千里、山本作兵衛、コ・キュレーターの杉本志乃が名を連ねる。
スペースワールド駅前改札広場では、チェ・ジョンファがコロナ禍において世界の豊穣を祈願するアート作品を発表。
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『北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs』
2021年4月29日(木・祝)~5月9日(日) 会場:福岡県 東田大通り公園、北九州市立いのちのたび博物館、東田第一高炉跡、北九州イノベーションギャラリー、北九州市環境ミュージアム、北九州市立美術館、スペースワールド駅前改札広場