『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ』の新たな審査員が発表された。
『Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ』は、「35歳以下」のクリエイターと共に新しいエンターテインメント作品を発信することを目指したプロジェクト。ファイナリスト5人は制作費1,000万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて自身の企画を映像化することができる。完成した短編5作品は、ファイナリストたちの制作過程に密着したドキュメンタリー番組と共に来春にHuluで配信され、最終審査によってグランプリ作品を決定。グランプリ受賞者には賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権が贈られる。募集期間は5月9日まで。
新たに発表されたのは、本谷有希子、じろう(シソンヌ)。コメントが到着した。また既に沖田修一、橋本愛が審査員を務めることも発表されている。
本谷有希子のコメント
時々、映画やドラマを観ていると、「どういうつもりでわざわざ予算と労力をかけて、こんな、死ぬほどどっかで観たことあるような作品を作ろうと思ったんだろう。これ、制作した大人が本気で面白いと思ったんだろうか」と憤りたくなることがある。思うに、そういう作品は「どうしてもこれを作りたい」と真剣に思って関わってる人が不在なんじゃないか。バズりそうなものとか、ウケそうなものとかどうでもいいから、とにかく作り手が「これ、最高に面白いやんけ」と思い込んでるものが観たい。人にどう思われるかとか、どうでもいいです。自分が観たいものを正直に作って下さい。それが私にも結果的に面白ければ、審査を無事、通過すると思います。
じろう(シソンヌ)のコメント
人を笑わせるのが好きですし、自分自身が笑うのも好きです。
自分の中に相当な数の笑わせ方のデータがあると思うのですが、映画を見ていると、訳もわからず笑ってしまうことがあります。まだ僕の中に突っつかれていないツボがあるようなのです。僕の知らない面白いを教えて下さい。目を見てはっきりと「面白かったです」と伝えたいです。