創造体験ワークショップ『ななめな学校』開催 『千の葉の芸術祭』特別企画

創造体験ワークショップ『ななめな学校』が6月5日から開催される。

2016年度にスタートした『ななめな学校』は、アーティストやデザイナーといったクリエイターが先生となり、「ななめな」ものの見方で様々なメディアを使った新しい表現に挑戦する学校。これまでに千葉市の小学生を中心にのべ1300人以上が参加してきた。

今回は『千の葉の芸術祭』の特別企画として「連続ワークショップ」にチャレンジ。小学校3~6年生向けの授業2種類、中学生~大人向けの授業2種類の全4種類を展開し、最後に公開で成果発表会を行なう。各授業は1回3時間の全5回。応募締切は4月30日。

小学校3~6年生向けプログラムは、子ども創造室による「衣装をつくって仮装パレードをしよう!」、演出家の関美能留による「えんげき作品をつくる」、中学生~大人向けプログラムは、映画作家・振付家・ダンサーの吉開菜央による「五感を使って映画をつくろう!」、写真家の金川晋吾による「夏への扉 日記をつける、写真をとる」。

「衣装をつくって仮装パレードをしよう!」では自分だけのキャラクターを考え、布やビニール、ラップの芯、卵のパックなど日常で使われなくなったものを使用して衣装を制作。仮装パレードを行なう。

「えんげき作品をつくる」では「学校の授業」というタイトルの作品を制作。演技をする俳優に加えて、受付、照明、音響などのスタッフによってできあがる演劇作品における受講者1人1人の役割を探していく。

「五感を使って映画をつくろう!」では、身体性や五感を使いながら言葉にし難い感覚や情動をつなぎあわせた映画作りに挑む。吉開菜央はダンサー・振付師として米津玄師“LEMON”のPVでダンスパフォーマンスを行なってきたほか、ゲスの極み乙女。“オンナは変わる”、RADWIMPS“夏のせい”のPVの振付を担当。映画監督としては『第72回カンヌ国際映画祭』監督週間短編部門に正式招待された『Grand Bouquet / いま いちばん美しいあなたたちへ(カンヌ国際映画祭監督週間2019正式招聘)』や、織田梨沙、柴田聡子が出演した『ほったまるびより』を手掛けている。

「夏への扉 日記をつける、写真をとる」では、日記と写真を使って「2021年」の夏の記録を参加者と共につけていく。『千の葉の芸術祭』に出展もする金川晋吾は、2010年に『第12回 三木淳賞』を受賞したほか、写真集『father』を発表している。『father』には写真と共に自身の日記を収録しており、写真家としての活動の傍ら、参加者が個人史である日記の公開可能な範囲のみを読み合う「日記を読む会」も主催している。近著は小説家太田靖久との共作『犬たちの状態』。

7~9月にかけて開催される『千の葉の芸術祭』は「写真芸術展」「体験・創造ワークショップ」「伝統文化・新しい文化の発信」の3部門で構成。千葉市で行なわれる初の芸術祭となる。

イベント情報

『ななめな学校』

2021年6月5日(土)~9月12日(日) 会場:千葉県 千葉市生涯学習センターほか 定員:各10人(応募多数の場合抽選) 料金:3,000円
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