東京・アップリンク渋谷が5月20日をもって閉館することが発表された。
4半世紀以上にわたって渋谷を拠点に活動してきた渋谷のアップリンク。1995年に神南に「アップリンク・ファクトリー」という名でイベントスペースをオープンし、当時アップリンクで出版していたインディペンデントカルチャー雑誌『骰子』の立体版というコンセプトで数多くのライブやイベントを開催し、上映は16ミリとDVcamで行なっていた。2004年に現在の宇田川町に移転し、「アップリンク X」としてスタート。その後、カフェやギャラリー、3スクリーンを展開し、アップリンク渋谷として活動してきた。
代表の浅井隆は閉館について「昨年は助成金、補助金もあり、ぎりぎり生き延びることができましたが、今年はさすがに限界を超える状態で、再投資をしても先が見えない状況となり、閉館という決断を余儀なくされました」とコメント。
また「弊社のハラスメントの問題では皆様にご迷惑とご心配をおかけし、信頼を裏切るような形になってしまったこと、申し訳ありませんでした。引き続き、ハラスメントのない会社づくりに向け、社長及び従業員一同取り組んでいきます。今後は、現在の拠点である『アップリンク吉祥寺』『アップリンク京都』そして『アップリンク・クラウド』を引き続きよろしくお願いします」と綴っている。
アップリンク会員、未来チケット、ソフトドリンク付き回数券、招待券についての詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。