特集記事「岡本太郎とあいみょん」が5月8日刊行の『Casa BRUTUS』6月号に掲載される。
「〈太陽の塔〉の下でライブをするのが夢」と公言するあいみょんの視点を中心に、100ページにわたって岡本太郎の魅力に迫る同特集。岡本太郎ゆかりの地に通い、著書や言葉を読み漁り、“tower of the sun”“今日の芸術”といった岡本太郎をモチーフにした楽曲を制作しているあいみょんが、大阪・万博記念公園の『太陽の塔』や東京・渋谷駅の『明日の神話』、自邸でアトリエだった表参道の岡本太郎記念館、神奈川・川崎市岡本太郎美術館などを辿る。
あいみょんのコメント
〈太陽の塔〉の下でライブをしたいと言い始めたのは、メジャーデビューをした頃からですね。
実際に「tower of the sun」という楽曲もあるんですけど、なぜか自分の中で岡本太郎という存在を音楽と結び付けてきたところはありました。あの場所で歌ってみたいと思わされるパワーがあるというか。岡本太郎が何かしでかしたあの場所で私も何かやってみたいと思うところはすごくありますね。〈太陽の塔〉を初めて見たときは「ほんまに存在してたんや!」という驚きでいっぱいでした。
クレヨンしんちゃんの映画で初めて知ったのですが、実際にあるんやという感覚。まさに「なんだ、これは!」っていう(笑)。あぁ、ここは自分にとっても今後、特別になりそうな気がするという出会いみたいなものを感じたんです。もちろん、この特集をきっかけに太郎さんのことをいろんな人に知ってほしいという気持ちはあるんですけど、別に無理しなくていいよ~というところもあります(笑)。私自身、自ら知ろうと思ったことではなかったというか、ふとした瞬間にひょこっと現れた存在だったので。やっぱり出会いが大事なんですよね。だから、この表紙と目が合って手に取ったのであれば、それを出会いと思ってほしいですね。ていうか、これは目が合うでしょう(笑)。
※『Casa BRUTUS』6月号から抜粋
- 書籍情報
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『Casa BRUTUS』2021年6月号
2021年5月8日(土)発売 価格:990円 発行:マガジンハウス