永瀬廉、池田エライザ、柄本佑共演の映画『真夜中乙女戦争』クランクアップ

2021.04.30 Fri

二宮健監督、脚本の映画『真夜中乙女戦争』がクランクアップした。

来冬公開される同作は、Amazon.co.jp日本文学カテゴリでベストセラー1位を獲得したFの初小説『真夜中乙女戦争』映画化する作品。「かくれんぼサークル」で出会った「先輩」に惹かれる大学生の「私」が、不思議な男「黒服」と出会ったことで2人で他愛のないイタズラを繰り返すようになり、やがて全ての退屈を破壊する「真夜中乙女戦争＝東京破壊計画」に着手する姿を描く。孤独で鬱屈とした日々を送る「私」役を永瀬廉（King & Prince）、冷酷で凛々しく、聡明な「先輩」役を池田エライザ、カリスマ性を持ち、一連の騒動を首謀する「黒服」役を柄本佑が演じる。

撮影は新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、物語のシンボルとなる東京タワーをはじめ、東京を舞台に3月下旬から4月にかけて実施。一足先にオールアップを迎えた柄本の最後の撮影は、「私」と「黒服」が初めて出会う場面となった。

池田はその翌日、「私」と「先輩」のクライマックスへ向けてのシーンでオールアップ。永瀬は同日、教室で長いセリフを教師へ投げかける場面と、息を荒げて人込みを駆け抜けるシ－ンで撮影を終えた。

永瀬廉（King & Prince）のコメント

クランクイン前はとても撮影を楽しみにしていましたし、実際入ってみるとあっという間でした。刺激的な毎日で、皆様のおかげで充実した撮影期間だったと思います。佑さん、エライザさんと共演させて頂いたことでとても刺激を受けましたし、二宮監督が丁寧に色んなことを教えてくださったので、改めてこの1ヶ月間たくさんの方々に支えていただいたことを実感しました。キラキラ、キュンキュンでもないダークな世界観で、撮影方法や美術も見たことない作品に仕上がると思うので楽しみです。

池田エライザのコメント

連日天候も朝から夜から気温が全然違う中、体力もかなり奪われて、本当に大変な日々だったと思います。私自身、そんな中で楽しく明るく現場を運んでいく皆様を見て、すごく勇気をもらいましたし、映画って楽しいなって毎日感じてきました。毎日この現場を楽しみに生きていました。本当にありがとうございました。完成を楽しみにしています。

柄本佑のコメント

昨年、コロナ禍で撮影が延期になったり、打ち上げのような区切りもないので終わったのか終わってないのか、なかなか実感が沸きづらい昨今ですが、そんな状況下でも撮り切れて感慨深い思いです。どんな映像になっているのか、またどんな永瀬さんを見られるのか、どんなエライザさんが見られるのか、誰もが共感できる要素のある青春映画だと思うので出来上がりが楽しみです。

二宮健のコメント

この作品の準備をしているときに、新しい力だったり色んな人に集まっていただいて今までにない映画作りをしようという気持ちをプロデューサーと語り合って進めたことがあって。色んな形で今日までたどり着きましたが、いま僕は撮影現場を見ていて本当にそういう映画ができるなと確信しております。