『イタリア映画祭2021』オンライン上映にルカ・グァダニーノ監督作など

『イタリア映画祭2021』1部の上映作品が発表された。

2001年から始まり、毎年春に開催されている『イタリア映画祭』。今年は昨年に引き続き、劇場上映および配信によるハイブリット形式で実施される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響により、東京・渋谷のユーロライブでの実施が中止、または延期となった。

オンライン上映は当初、5月13日から6月13日までの予定だったが、上映期間の延長が決定。同日程を新作などを中心とした1部、6月17日から7月18日までを過去の映画祭で上映された旧作中心の2部として開催される。

1部には、『第77回ベネチア国際映画祭』オープニング作品に選出された『靴ひも』、ジョルジョ・ディリッティ監督の約7年ぶり長編『私は隠れてしまいたかった』、LGBTQを題材にしたコメディー『泣いたり笑ったり』、ジネヴラ・エルカン監督のデビュー作『もしも叶うなら』、養子縁組と人身売買の物語『ソーレ-太陽-』、子育てに翻弄される夫婦の喜劇『こどもたち』、ディンノツェンツォ兄弟の長編2作目『悪の寓話』、クラウディオ・ノーチェ監督の実体験をもとにした『我らの父よ』、ユダヤ人とネオナチの予期せぬ出会いと関わりを描くドラマ『憎むなかれ』、2つの家族の出会いと衝突を映し出すブラックコメディー『略奪者たち』の新作10本に加えて、ルカ・グァダニーノ監督が新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンの最中に、故郷のイタリア・シチリア島で撮影したドキュメンタリー『フィオーリ、フィオーリ、フィオーリ!』、仕事探しに苦労する若者2人が巧妙な手段でライバルを出し抜こうとする姿を描く喜劇『あなたの不幸はわたしの幸せ』の短編2作がラインナップ。『フィオーリ、フィオーリ、フィオーリ!』『あなたの不幸はわたしの幸せ』はオンライン視聴の際に必要な朝日IDに登録すると無料で視聴できる。

番組情報

『イタリア映画祭2021』

2021年5月13日(木)~6月13日(日)に1部、6月17日(木)〜7月18日(日)に2部をオンライン上映
1部上映作品: 『泣いたり笑ったり』(監督:シモーネ・ゴダノ) 『もしも叶うなら』(監督:ジネヴラ・エルカン) 『ソーレ-太陽-』(監督:カルロ・シローニ) 『こどもたち』(監督:ジュゼッペ・ボニート) 『私は隠れてしまいたかった』(監督:ジョルジョ・ディリッティ) 『悪の寓話』(監督:ダミアーノ・ディンノチェンツォ、ファビオ・ディンノチェンツォ) 『我らの父よ』(監督:クラウディオ・ノーチェ) 『憎むなかれ』(監督:マウロ・マンチーニ) 『靴ひも』(監督:ダニエーレ・ルケッティ) 『略奪者たち』(監督:ピエトロ・カステッリット) 『フィオーリ、フィオーリ、フィオーリ!』(監督:ルカ・グァダニーノ) 『あなたの不幸はわたしの幸せ』(監督:シドニー・シビリア)
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