野老朝雄の作品集『野老紋様集 2001–2021→』が本日5月11日に刊行された。
幼少時から建築を学び、江頭慎に師事した野老朝雄。2001年から「つなげること」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインなど多岐にわたって活動している。幾何学原理に基づいた、定規やコンパスで再現可能な紋と紋様を発表しているほか、同様の原理を応用した立体物の設計、制作も行なう。2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを担当。
野老にとって初の作品集となる同作には、約20年の活動で発表された無数の「紋様」作品から選出された約280点に加えて、野老の友人である建築家・デザイナーの長岡勉(POINT)によるエッセイ、インタビューや、作品・展覧会一覧が収録される。
- 書籍情報
-
『野老紋様集 2001–2021→』
2021月5月11日(火)発売 価格:3,000円(税抜) 発行:美術出版社