細田守監督、脚本、原作のアニメーション映画『竜とそばかすの姫』の声優陣が追加発表された。
7月から公開される同作の舞台は、全世界で登録アカウント50億人を突破するインターネット世界「U」。過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の高校生・すずは幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたが、「U」と出会い、「ベル」というアバターで心に秘めてきた歌を歌うことによってあっという間に世界に注目される存在になるものの、やがてベルの前に、「U」で恐れられている竜の姿をした謎の存在が現れるというあらすじだ。
今回出演が明らかになったのは、「U」で正義と秩序を守るジャスティン役の森川智之、「竜の正体探し」の候補に挙がる現代美術アーティスト・イェリネク役の津田健次郎、同じく「竜の正体探し」で疑惑の人となる貴婦人スワン役の小山茉美、YouTuberひとかわむい太郎&ぐっとこらえ丸の宮野真守。
森川智之のコメント
細田守監督の作品に出演できて、とてもうれしく光栄に思っております。
監督とは同い年ということもあり、アニメ業界・声優業界の遍歴も
同じ時代を歩いてきているので、とてもフィーリングが合いました。
私が担当したジャスティンという役はストーリーの中でも特に異彩を放つ個性派のキャラクターの一人です。
もちろん、とても注目されている作品でもあるので、否が応でも、演技に力が入りましたが、実際のアフレコは、
監督との細かで、率直なディスカッションのもと楽しく収録できたので、完成が楽しみです。
早く多くの皆さんに観ていただきたいです。宮野真守のコメント
今回は、「バケモノの子」に続き、2度目の出演になります。
なにより、お声がけいただいた事が、本当に本当に光栄です。
そして今回は、「バケモノの子」の時の「一郎彦」とは、全然違う印象のキャラクターになります。
「ひとかわむい太郎」と「ぐっとこらえ丸」です(笑)なんと、二役(笑)実際のアフレコでは、細田監督と、
丁寧にディスカッションを重ね演じていき、宮野の新境地をかなり開拓してもらいました(笑)
キャラクターのネーミングから、もう既に楽しい空気が伝わってきますが、どんな役柄になっているのかは、楽しみにしていてください。
細田監督の作品は、深い「愛」と、前を向く「勇気」をもらえる物語。
今作も、みなさまの心に、「温かい感情」が抱かれることでしょう。どうぞ、劇場でご覧ください。
- 作品情報
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『竜とそばかすの姫』
2021年7月から全国東宝系で公開 監督・脚本・原作:細田守