石井裕也監督の映画『アジアの天使』のメインビジュアルが到着した。
7月2日から公開される同作は、石井監督が韓国人キャスト、スタッフと共にオール韓国ロケで挑んだ作品。韓国・ソウルに渡り、兄に言われるがままに怪しい化粧品の輸入販売を手伝う小説家・青木剛、剛の息子・学、自身の歌いたい歌を歌えないことに悩みながらも兄と妹を養うために芸能活動を続けるソルたちが、「ある奇跡」を目の当たりにする姿を描く。青木剛役に池松壮亮、8歳の学役に佐藤凌、剛の兄役にオダギリジョー、資本主義社会に弾かれた元人気アイドルのソル役にチェ・ヒソがキャスティング。
メインビジュアルのデザインを手掛けたのは「propaganda」。チェ・ジウン、パク・ドンウ、イ・ドンヒョンの3人のデザイナーによる韓国の映画デザイン会社で、これまでに日本映画『溺れるナイフ』『愚行録』『あん』、韓国映画『はちどり』『新感染 ファイナル・エクスプレス』、ドラマ『愛の不時着』の韓国版ビジュアルなどを担当している。
メインビジュアルはA、B、Cの全3種を用意。AとBには「傷だらけの人生。でも、自由だ。」というコピーが添えられている。Cには韓国版のタイトル『あなたは信じないだろうけど』と「天使と出会った」というコピーがハングル文字で写し出されている。
- 作品情報
-
『アジアの天使』
2021年7月2日(金)からテアトル新宿ほか全国で公開監督・脚本:石井裕也 音楽:パク・イニョン 出演: 池松壮亮 チェ・ヒソ オダギリジョー キム・ミンジェ キム・イェウン 佐藤凌 配給:クロックワークス
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?