現在公開中の映画『JUNK HEAD』の展示イベントが10月7日から東京・渋谷のボリス雑貨店で開催される。
『ファンタジア国際映画祭』最優秀長編アニメーション賞を受賞し、ギレルモ・デル・トロが激賞したという『JUNK HEAD』は、内装業が本職の堀貴秀監督が独学で作り始め、7年かけて完成させたSFストップモーションアニメ。環境汚染、ウイルス感染により滅亡への道を歩んでいた世界を救うために「主人公」が地下世界の迷宮に潜入し、人工生命体マリガンたちと協力して人類再生の道を探るというあらすじだ。総ショット数は約14万コマで、フィギュアは全て手作り。
ボリス雑貨店はヒグチユウコのギャラリーショップ。同作を鑑賞し、その世界観を気に入ったというヒグチユウコは、SNS上で堀監督が次回作の制作の準備をしていることを知り、応援を申し出たとのこと。イベントでは撮影で使用されたキャラクターのパペットやセットなどが展示されるほか、グッズを販売予定。
今回の発表とあわせて、ヒグチユウコが同作にオマージュを捧げた描き下ろしイラストが公開。『JUNK HEAD』のトロちゃんと、ヒグチユウコのキャラクターであるギュスターヴくんが描かれている。
ヒグチユウコのコメント
堀監督のつくったキャラクターをそのまま描きたかったのですが、3バカがかわいすぎてついギュスターヴ3匹にしてしまいました。JUNK HEADにはいろんな素晴らしいワクワクが詰まってます。是非沢山の人に観てほしいです。
堀貴秀監督のコメント
ずっと孤独な創作活動だったけど、今はこの絵のような「ああ!やっと出会えたね!」っていう感覚になっていて凄く嬉しい。
- イベント情報
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『「JUNK HEAD」展(仮称)』
2021年10月7日(木)〜12月26日(日) 会場:東京都 渋谷 ボリス雑貨店