SWALLOWの新曲“青く短い春”配信リリース、サガンの小説がモチーフ

SWALLOWの新曲“青く短い春”が本日5月30日にLINE MUSICで先行配信された。

フランソワーズ・サガンの小説『悲しみよ こんにちは』をモチーフにした同曲。一夜にして富と名声を手に入れたサガンの栄光と転落の人生を音の世界で表現しているとのこと。作詞、作曲、アートワークを工藤帆乃佳(Gt,Vo)が担当。ジャケットにはサガンを想起させる「少女」が描かれている。

LINE MUSICアプリでは同曲のリリース記念キャンペーンを本日限定で実施。多く再生したリスナーの中から上位3人にSWALLOWのメンバーが応募者の名前を呼ぶメッセージ動画が贈られる。300回以上再生するとジャケット写真ステッカーをプレゼント。

工藤帆乃佳(SWALLOW)のコメント

長い間、隠して作ってきたものをお披露目するような気分です。ようやく世の中に送り出せることを嬉しく思います。
「青く短い春」は、フランソワーズ・サガンの『悲しみよ こんにちは』をモチーフとした楽曲です。
編曲の作業自体は、滞りなく完成に向かって行きました。歌詞も最初のデモのままです。

デモを書いたのは、高校卒業前の冬でした。はじめて読んだフランス文学に、個人的な思想が噛み合って、作る過程で迷いはなかったです。若さの象徴のひとつである「高校生」という立場を卒業していく身として、その時だからこそ、物語に感じるものがあったはずです。
この曲は特に、生まれるべくして生まれた曲、という感触があります。要は自信作です。
私の声はどうやら歌謡曲のような雰囲気かあるらしく、メロと歌詞が引き立つよう、楽器編成やmixにも工夫を凝らしています。

作る側としても、曲ごとに新しい挑戦や発見があります。
歌詞のひとつひとつ、音のひとつひとつにも注目して、何度も解釈を繰り返しながら聞いてほしい楽曲です。

作品情報

SWALLOW
『青く短い春』

2021年5月30日(日)LINE MUSICで配信リリース
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