展覧会『揺れる目、浅い眠り』が6月19日から京都・BnA Alter Museumで開催される。
1990年から2000年に生まれた6組のアーティストによるグループ展となる同展は、「リアルな作品をもってフィジカルな目をアップデートをしたい」という考えから企画。参加者の半数以上はInstagramで偶然発見されたという。タイトルはコロナ禍の不安定な生活の中、眠れない夜にベッドでスマートフォンを弄ってしまうような瞬間から着想したとのこと。
参加作家は、奇怪な生物たちが生きる空想世界を創造するikik、3DCGの光沢テクスチャー表現を特徴としたオブジェクトを中心にグラフィックやデザインを制作する朝比奈、低解像度のデジタルグラフィックの描画過程を絵画化する彌永ゆり子、綿を詰め造形したサテン生地に作品を描く内野小春、ドローイングをデータ化または変換し、元とは異なる時間や空間を付加する藤田紗衣、現実のオブジェクトをモチーフに不思議なものへと置き換え親密な空間を異化する矢島茉絢。
- イベント情報
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『揺れる目、浅い眠り』
2021年6月19日(土)〜8月22日(日) 会場:京都府 BnA Alter Museum 1、2階参加作家: ikik 朝比奈 彌永ゆり子 内野小春 藤田紗衣 矢島茉絢
Special Feature
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