HBOオリジナル『ザ・ネバーズ』吹替版に坂本真綾、早見沙織、小西克幸ら

2021.06.18 Fri

HBOオリジナルSFアクションシリーズ『ザ・ネバーズ』日本語吹替版のボイスキャストが発表された。

6月24日から毎週木曜にU-NEXTで配信される同作の舞台は19世紀のイギリス・ロンドン。様々な特殊能力に突然目覚めた女性を中心とした「The Touched」と呼ばれる人々が、戦いを繰り広げながら世界を揺るがす危機に立ち向かっていく姿を描く。

アマリア・トルー役にローラ・ドネリー、ペナンス・アデア役にアン・スケリー、ラヴィニア・ビドロー役にオリヴィア・ウィリアムズ、ヒューゴ・スワン役にジェームズ・ノートンがキャスティング。企画を『アベンジャーズ』シリーズなどのジョス・ウェドンが務め、製作総指揮に名を連ねる。『ゲーム・オブ・スローンズ』などのミシェル・クラプトンが衣装、クロエ・ブルースがスタントを担当。

声の出演が発表されたのは、アマリア・トルー役の坂本真綾、ペナンス・アデア役の早見沙織、オーガスタス・ビドロー役の小西克幸、ヒューゴ・スワン役の諏訪部順一、ホレイショ・カズンス役の細谷佳正、メアリー・ブライトン役の日笠陽子、フランク・マンディ役の山路和弘、マラディ役の朴璐美。

今回の発表とあわせて新たな予告編が公開。

坂本真綾のコメント

見どころについて
SFファンタジーの楽しくて華やかな要素の奥には、女性はこうあるべきという昔ながらの価値観が強い時代に自分らしさを求め自立しようとする女性たちの奮闘が隠れていて、だからこそ共感できます。力を合わせて生きている彼女たちの仲間に入れてもらえるような気がして、見ているだけで勇気付けられます。
演じたキャラクターについて
クールな表情の奥に熱い信念があって、誰の前でも自分の意見を言えて、まわりの人を惹きつけるカリスマ性もある。そんなアマリアの魅力を、日本語版でも損なわないように寄り添って演じることができたらと思っています。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
傷を治せる力。私はしょっちゅう転んだりぶつけたりしていつも怪我しちゃうし、傷跡がなかなか消えないお年頃なので。

早見沙織のコメント

見どころについて
タッチトと呼ばれる人々が持つ個性豊かな能力と、スピーディなバトルシーン。見ていて惹きつけられました。穏やかで時にコミカルなシーンと重くシリアスなシーン、明と暗のギャップが大きいところも魅力です。トルーたちがいる救護院を中心に、様々な勢力が絡み合う様子はハラハラしますし、毎回続きが気になる作品です。
演じたキャラクターについて
聡明で明るく自然体で、お茶目なところのある人だと思いました。トルーとの息ぴったりのやりとりは軽快で楽しいです。トルーの台詞を途中で引き受けるように話し出すことも多いので、バトンを貰うような感覚で声をあてています。
喜怒哀楽の表情が豊かなので、声の方でも幅を広げて表現できれば良いなと思っています。共通点はなんでしょうか…とてもステキな方で、中々見つけられないですが、コミカルな表情や遊び心には、不思議と親近感を覚えます。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
私もペナンスの能力を手に入れて、発明発明の日々を送ってみたいです。世紀の大発明も良いですが、日常をちょっと便利にするようなグッズを開発したいですね。あとは、治癒能力にも憧れます。自分のも人のも、日々の小さな傷などをさっと治せたら良いなと思います。

小西克幸のコメント

見どころについて
やはりタッチトとは一体何なのか？どうして特殊能力が使えるのか？なぜ女性が多いのか？そして、あの飛んでたやつは何なのか？謎だらけでワクワクします。
演じたキャラクターについて
ちょっと変わった鳥類学者です。たぶん物事に集中するとそれしか見えなくなる人。でもいい人だと思います。1話収録時点ですが（笑）
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
怪我を治す能力。便利じゃないですか。

諏訪部順一のコメント

見どころについて
本作はヴィクトリア朝のロンドンが舞台。スチームパンク的な雰囲気漂う世界設定は、それだけで十二分に魅力を感じさせてくれるわけですが、そこで物語を転がしていくのは「タッチト」と呼ばれる特殊能力を持つ人たち……ワクワクしかないですね。
演じたキャラクターについて
ヒューゴ・スワンはなかなかクセの強い人物です。享楽、退廃、混沌、そんな言葉が彼をイメージする言葉として浮かびます。果たしてどのように物語に絡んでくるのか？こないのか？今後の展開が楽しみです。彼の纏う空気感をうまく出せるよう努めています。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
やはりホレイショ・カズンスの持つヒーリング能力でしょうか。時代や場所を問わず、常に重宝する能力であることは間違いないですから。世のため人のために活用できてこその超能力だと思いますので。

細谷佳正のコメント

見どころについて
特殊能力を持つ人々の物語で、時代設定を現在にしていない作品は珍しいと思うので、時代設定を19世紀にした理由は何なのかが気になっています。特別な力があるけれど、現代ほど便利なものは多くない時代に生きている人々の物語なので、その設定がこの先どういう風に効いてくるのか？というのが気になっています。
演じたキャラクターについて
そこまで多く登場するキャラクターではないので、まだわからないです。最初のアフレコを終えた段階なので、物語が進むうちに色々わかってくるのかな？と思います。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
余計な時間を使わなくて済みそうなので、予知能力が欲しいのと、後は多言語話者の能力が欲しいです。日本以外の国でも何か仕事が出来るかもしれないから、です。

日笠陽子のコメント

見どころについて
タッチトと呼ばれる力を持った人達の苦悩を描きつつも、その苦悩と共に手を取り合いながら強く前を向いて生きられるように、そしてその力を受け入れていくという、女性の強さとしなやかさが描かれています。
演じたキャラクターについて
アフレコが進んでいる現時点では儚い印象が強いのですが、マラディに相対する時に怯えながらも自分の意見を言ったり、芯の強さを感じられるところが随所にあり、今後どのようにメアリーが成長していくのか、歌という力とどのように付き合っていくのか非常に気になります。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
毎日とんかつ・ラーメン・鮨・焼肉・唐揚げ・ピザ・スイーツを食べても太らないパワーを!!ください!!!

山路和弘のコメント

見どころについて
収録2本終わった。「一体何処に向かっていくんだ？」妻（マラディ役）と虚なマナコで見合い「しかし物凄いエネルギーは感じる」と頷き合う。スタッフに聞いてみた。「どうなるんでしょうね」て、えーっ?!真暗な大海原に泳ぎ出してしまったが、只々刑事マンディ（山路）の幸せを期待。
演じたキャラクターについて
刑事マンディ（山路）の幸せを期待。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
タッチトの能力は欲しいものばかりだが、デジレのひとに秘密を喋らせる力だけは要らない。他人の秘密は「ノータッチト」にかぎる。

朴璐美のコメント

見どころについて
わからないところです。もうびっくりするほど、わからない。だから知りたくなる。癖の強いスルメのような作品です。
演じたキャラクターについて
連続殺人犯の役だと聞いてはいたのですが、第一話をみた時…なんという悲痛な役を頂いてしまったのだろうかと、ひたすら彼女の持つ哀しみのエネルギーに打ちのめされました。しっかり心に寄り添い、良き理解者として演じていきたいと思います。
自分が「タッチト」だったら、どんな能力がほしいか
他言語のパワーが欲しいです。人の秘密を知る能力はいりません。