映画『クリーン、シェーブン』が8月27日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開される。
1996年に日本公開された同作は、フレデリック・ワイズマンに師事し、ナショナルジオグラフィックやPVの撮影を行なってきたロッジ・ケリガンが初めてメガホンを取り、約3年を費やして完成させたサスペンス。自分の頭に受信機、指に送信機が埋め込まれていると信じるピーターは、施設を出所した後、里子に出された娘を探すため故郷に戻るが、幼児殺人容疑で刑事に追われ、その世界は混迷を極めていくというあらすじだ。原題は『CLEAN, SHAVEN』。
主人公ピーター役に『パルプ・フィクション』『ユージュアル・サスペクツ』『テスラ エジソンが恐れた天才』のピーター・グリーンがキャスティング。共演にロバート・アルバート、ミーガン・オーウェン、ジェニファー・マクドナルドが名を連ね、音楽をハーン・ロウが手掛けた。
今回の発表とあわせてポスタービジュアルが公開。劇中の写真を手作業でコラージュしたものとなっており、「――聞こえるか。」というコピーが添えられている。
スティーヴン・ソダーバーグのコメント
思わず心を引き裂かれる。忘れられない映画体験だ。
ダーレン・アロノフスキーのコメント
圧倒的な表現と誠実さに、完全に打ちのめされた。
ジョン・ウォーターズのコメント
あなたの精神に永遠に深い傷跡を残すだろう。
- 作品情報
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『クリーン、シェーブン』
2021年8月27日(金)からシネマート新宿ほか全国で順次公開監督・脚本:ロッジ・ケリガン 音楽:ハーン・ロウ 出演: ピーター・グリーン ロバート・アルバート ミーガン・オーウェン ジェニファー・マクドナルド 上映時間:79分 配給:アンプラグド
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?