暴力の世界に生きる少年少女 映画『MONOS 猿と呼ばれし者たち』10月公開

映画『MONOS 猿と呼ばれし者たち』が10月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

『第92回アカデミー賞』国際長編映画賞コロンビア代表に選出された同作は、50年以上続いたコロンビアの内戦を背景に、暴力の脅威に晒される世界に生きる少年少女の葛藤や焦燥、炙り出される人間の本質を描くサバイバルオデッセイ。ゲリラ組織の一員である8人の少年少女「モノス」は、人質を監視し、厳しい訓練で心身を鍛える一方、恋をし、仲間の誕生日を祝う日々を送っていたが、「組織」から預かっていた乳牛を撃ち殺してしまったことから亀裂が生じ、やがて仲間の死、裏切り、人質の逃走という状況下で彼らの狂気が暴走し始めるというあらすじだ。原題は「MONOS」。

出演者は『キングス・オブ・サマー』のモイセス・アリアス、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のジュリアンヌ・ニコルソン。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』のミカ・レヴィが音楽を手掛けた。監督と製作を『コカレロ』『ポルフィリオ』のアレハンドロ・ランデスが務め、アレクシス・ドス・サントスと共に脚本を担当。

同作について、ギレルモ・デル・トロは「魅了された!アレハンドロ・ランデスは、映画界の新たな声となる」、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは「型にはまらない衝撃的な映画!見事だ」と評している。

今回の発表とあわせて海外版ポスタービジュアルと場面写真が公開。

作品情報

『MONOS 猿と呼ばれし者たち』

2021年10月からシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
監督・脚本:アレハンドロ・ランデス 脚本:アレクシス・ドス・サントス 音楽:ミカ・レヴィ 出演: モイセス・アリアス ジュリアンヌ・ニコルソン 上映時間:102分 配給:ザジフィルムズ
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