東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYが6月30日をもって現在のテナントを離れ、移転することが発表された。
2014年にキュレーターが所属するプラットフォームとしてオープンしたTAV GALLERY。約7年間にわたって72本の企画展を制作、5本のアートフェアに参加し、計243人のアーティストが出展した。
現在のテナントでの最後の展覧会は、6月26日と27日に開催された『小林勇輝 Art Works 2012-2021』。7月上旬から予定していた小林健太の個展『エイリアンと出逢ってしまった』は、移転後のこけら落とし展として時期を改めて行なわれる。
佐藤栄祐(TAV GALLERY)のコメント
みなさま、日頃よりお世話になっております。TAV GALLERYの代表の佐藤栄祐です。
TAV GALLERYは、2021年6月末日をもって東京都杉並区阿佐ヶ谷の現在のテナントを離れ、新たなテナントに移転いたします。6/27日に会期終了となった西田編集長による企画展が現在のテナントでの最後の展覧会となります。7月上旬より予定しておりました写真家・小林健太による個展はテナント移転後の柿落とし展として、時期を改めて開催予定でございます。引き続きご注目いただけましたら幸いです。
TAV GALLERYは、2014年に、キュレーターが所属するプラットフォームとして東京都杉並区阿佐ヶ谷にオープンいたしました。公共性に欠けたギャラリーシステムのアンチテーゼとしての機能を果たし、インディペンデントキュレーターを主体に、異なる文脈が重なり合う新たなスタイルの現代美術ギャラリーとして約7年間にわたり運営して参りました。これまでに72本の企画展を制作し、5本のアートフェアに参加、計243名のアーティストにご出展いただきました。
キュレーターのみなさま、アーティストのみなさま、コレクターのみなさま、そしてこの場所を7年間、共に守り続けた、西田編集長と佐藤奈緒美に対し、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
TAV GALLERYを愛してくださり、誠にありがとうございました。