ドストエフスキー原作×ブレッソン監督の映画『やさしい女』リバイバル上映

映画『やさしい女』が11月12日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺でリバイバル上映される。

1969年に公開された同作は、『スリ』『バルタザールどこへ行く』をはじめ、現在公開中の映画『田舎司祭の日記』で知られるロベール・ブレッソン監督による初のカラー作品。フョードル・ドストエフスキーの同名短編をもとに、物語の舞台をロシアから1960年代後半のパリへと移し、一組の夫婦に起こる感情の変化と微妙なすれ違いを描く。当初は4月に公開を予定していたが、緊急事態宣言の延長に伴い延期。今年はドストエフスキーの生誕200年にあたる年であることから公開が決まった。公開日の11月12日はドストエフスキーの誕生日の翌日となる。

主人公の女を演じるのは、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『暗殺の森』『1900年』で知られるフランス出身のドミニク・サンダ。ファッション雑誌『VOGUE』でモデルの仕事をしていたところをブレッソンに見出された当時17歳のサンダは、『やさしい女』で映画初出演を果たした。

作品情報

『やさしい女』

2021年11月12日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺で公開
監督:ロベール・ブレッソン 原作:ドストエフスキー『やさしい女 幻想的な物語』 出演: ドミニク・サンダ ギイ・フランジャン ジャン・ロブレ 上映時間:89分 配給:コピアポア・フィルム
  • HOME
  • Movie,Drama
  • ドストエフスキー原作×ブレッソン監督の映画『やさしい女』リバイバル上映

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて