『奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival Vol.3』が9月4日から東京・新宿のK's Cinemaで開催される。
映画史における「怪作」「珍作」「奇作」「迷作」「異作」を紹介する『奇想天外映画祭』。
第3回目となる今回は、デルフィーヌ・セイリグが謎めいた伯爵夫人に扮する吸血鬼映画『赤い唇』が日本初公開されるほか、ニコラス・ローグのサイコスリラー『赤い影』、カルトホラー『恐怖の足跡』、ホラーアンソロジーの古典『デッド・オブ・ナイト』、ルイス・ブニュエル『銀河』『アルチバルト・デラクルスの犯罪的人生』、グラウベル・ローシャ『アントニオ・ダス・モルテス』、コンラッド・ルークスがヘルマン・ヘッセ原作で制作した『シッダールタ』、マルセル・レルビエが監督したトーキー創世記のミステリー『黄色の部屋』、ボリス・カーロフとベラ・ルゴシの初共演作『黒猫』、映画史上初めて「幽霊」を登場させたとされる『呪いの家』、アンコール上映となる『ウィッカーマン final cut』の12作品がラインナップしている。
絵本作家のスズキコージが描き下ろしたビジュアルには『赤い唇』のデルフィーヌ・セイリグを中心に同映画祭で上映される作品のキャラクターが描かれている。
- イベント情報
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『奇想天外映画祭 Bizarre Film Festival Vol.3』
2021年9月4日(土)~9月24日(金) 会場:東京都 新宿 K's Cinema上映作品: 『赤い唇』(監督:ハリー・クーメル) 『赤い影』(監督:ニコラス・ローグ) 『デッド・オブ・ナイト』(監督:チャールズ・クライトン、ベイジル・ディアデン、アルベルト・カルバカンティ、ロバート・ハーメル) 『恐怖の足跡』(監督:ハーク・ハーヴェイ) 『銀河』(監督:ルイス・ブニュエル) 『アルチバルト・デラクルスの犯罪的人生』(監督:ルイス・ブニュエル) 『アントニオ・ダス・モルテス』(監督:グラウベル・ローシャ) 『シッダールタ』(監督:コンラッド・ルークス) 『黄色の部屋』(監督:マルセル・レルビエ) 『黒猫』(監督:エドガー・G・ウルマー) 『呪いの家』(監督:ルイス・アレン) 『ウイッカーマン final cut』(監督:ロビン・ハーディ) 配給:アダンソニア
Special Feature
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?