んoonの3rd EP『Jargon』が8月25日にリリースされる。
同作は、前作『Body』から約2年2か月ぶりのリリースとなるEP作品。Zoomgalsでも活動するvalkneeを迎えた“Lobby feat. valknee”を含む全6曲が収録される。んoonがフィーチャリングを実現したのは今回が初。CDはFlake Soundsからリリースされる。
“Lobby feat. valknee”は本日7月28日に先行配信。配信は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がサポートしている。
9月20日には東京・渋谷のWWWでワンマンライブを開催。先行チケットは8月4日10:00から受付開始する。一般販売は8月21日10:00からスタート。
10月2日には大阪・心斎橋のMusic club JANUSでFLAKE RECORDS15周年企画ライブを開催。揺らぎとのダブルリリースパーティーとなる。先行チケットは現在受付中。一般販売は8月14日12:00からスタートする。
積島直人(んoon)のコメント
1989年のことである。超能力を開発するという衝撃的な触れ込みで、『マインドシーカー』なるファミコンソフトが発売された。監修は当時世界でも指折りのエスパーだった(はずの)「清田くん」こと清田益章氏だ。ちなみにゲームを全てクリアすると以下のようなメッセージが現れる。
うちゅう は バランス のみだ そこに ふかさとして の リズム がある。(抜粋)
発売当時、折しも世間はバブルの真っ只中。狂気を孕んだ各種の(サブ)カルチャーは癒着し合い、特異点を粗製濫造していたのだなあとしみじみ思う。それから30余年。んoonはvalkneeと2021年の『マインドシーカー』ともいうべき特異点(曲)を作った。なぜならバブルはおわったが、時代は引き続き狂気じみているっぽいからだ。『マインドシーカー』によって超能力者は現れたのか、そして清田くんはどうなったのか、そういうことは詮索すべきじゃないが、んoonとvalkneeの特異点の伏線回収は30年後くらいに明らかになるかもしれない。
特にvalkneeのラップ以外の祝詞の様な語りに注目して聞くだけでも新たな扉が開そうだ。この「うちゅうのバランス」が示唆するかのような本作「Lobby」を皮切りに、著しくバランスを欠いた楽曲ばかりの、んoonの3rdの音源ももうすぐ発表となる。
こちらも右往左往の振り切れた新曲群となっているので、合わせて楽しんでいただきたい。またライブ会場で会いましょう。
- リリース情報
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んoon
『Lobby feat. valknee』 2021年7月28日(水)配信リリース