折坂悠太のニューアルバム『心理』が10月6日にリリースされる。
前作『平成』以来、約3年ぶりのアルバムとなる同作は、CDのみの通常盤とDVD付きの初回限定盤の2形態を用意。収録内容は全曲完全新録となるとのこと。DVDには6月に開催された約1年半ぶりとなる有観客の単独公演『折坂悠太単独公演 2021<<<うつつ>>>』が収められる予定。レコーディング、ミックス、マスタリングを中村公輔、写真を塩田正幸、ジャケットデザインを鈴木聖が手掛けた。
折坂は2019年冬から制作を始めたが、昨年4月に予定されていたレコーディングは緊急事態宣言を受けて一時断念し、コロナ禍の影響で収録曲を見直して、元々予定していた楽曲も改編や再録を経て完成に至ったという。
また、リリースツアー『心理ツアー』の開催を発表。10月29日に大阪・サンケイホールブリーゼ、10月30日に広島・JMSアステールプラザ、11月2日に愛知・名古屋市芸術創造センター、11月6日に宮城・日立システムズホール仙台、11月20日に福岡・博多の福岡国際会議場、11月22日に北海道・札幌の共済ホール、11月26日に京都・ロームシアター京都、12月2日に東京・LINE CUBE SHIBUYAを巡る。
チケットの第1次オフィシャル先行予約は8月9日まで受付中。第2次オフィシャル先行予約は8月14日12:00から、一般販売は9月4日からスタートする。
折坂悠太のコメント
3rd Album「心理」発売のご挨拶
何かに例えることができない。このアルバムは、簡単な物語に消化される事を拒んでいます。それでも私は表現者なので、表現できなければ終わりです。悩んだ末、「心理」と名をつけました。
どうすることもできない「心」を認めながら、もう一方では、それを道筋立て、自分の選択に「道理」を見出さなくてはなりませんでした。最近の私は、常にこの二つのプロセスの狭間に居て、そこにいつも音楽がありました。
表現には、同じものを見て、感動を共有することの他にも、役割があると思います。いま私がするべきことは、ここに(そこに)ある心を見つめ、問いかけつづけることだと考えます。
新しい画を見せたい。新しい画を見せてください。あなたと私が違う場所で、共有されない物語を作る時、このアルバムが伴走者となる事を望みます。
- リリース情報
-
折坂悠太
2021年10月6日(水)発売 価格:5,280円(税込) ORSK-015
『心理』初回限定盤(CD+DVD)
- リリース情報
-
折坂悠太
2021年10月6日(水)発売 価格:3,300円(税込) ORSK-016
『心理』通常盤(CD)
- イベント情報
-
『折坂悠太 「心理ツアー」』
2021年10月29日(金) 会場:大阪府 サンケイホールブリーゼ 2021年10月30日(土) 会場:広島県 JMSアステールプラザ 中ホール 2021年11月2日(火) 会場:愛知県 名古屋市芸術創造センター 2021年11月6日(土) 会場:宮城県 日立システムズホール仙台 シアターホール 2021年11月20日(土) 会場:福岡県 博多 福岡国際会議場 メインホール 2021年11月22日(月) 会場:北海道 札幌 共済ホール 2021年11月26日(金) 会場:京都府 ロームシアター京都 サウスホール 2021年12月2日(木) 会場:東京都 LINE CUBE SHIBUYA 料金:各公演 前売6,500円 ※小学生以上要チケット
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?