特集記事「操上和美 時のコンタクト」が8月20日刊行の『SWITCH Vol.39 No.9』に掲載される。
85歳の写真家・操上和美の写真の魅力に90ページにわたって迫る同特集。『SWITCH』との関係は1988年のキース・リチャーズ独占特集以来、現在に至るまで継続している。
表紙には主演映画『マスカレード・ナイト』の公開を控える木村拓哉が登場。劇中で木村演じる新田浩介がアルゼンチンタンゴを踊る姿に触発されたという操上は、「その美しい肉体を記録したい」と願ったとのこと。
綾野剛との14ページにわたる撮り下ろしフォトストーリーでは、綾野が服を着たままプールに入る様子や、広葉樹に溶け込む姿などが切り取られている。
「完全独占ドキュメント、倉本聰[創るということは]」では、北海道・富良野に生まれ育ち、東京へ出た操上と、東京を出て富良野に移り住んだ倉本聰が邂逅。倉本と富良野を操上のカメラが捉え、新井敏記(『SWITCH』)が倉本に創作について訊いている。さらに今年1月にHBCで放送された倉本と是枝裕和の対談を番組には収めきれなかった部分も反映した形で再構成した完全版として掲載。
このほか、操上が写真術を語る1万5千字のロングインタビューや、糸井重里と「コピーライティング」「写真」を語り合う対談、荒木経惟が操上の写真を語る企画などが収録される。
第2特集は映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』。キャストの平野紫耀(King & Prince)と橋本環奈の撮り下ろし写真やインタビューが掲載される。
- 書籍情報
-
『SWITCH Vol.39 No.9』
2021年8月20日(金)発売 価格:1,000円(税抜) 発行:スイッチ・パブリッシング