小牟田悠介の個展『新しい天体 - New Celestial Body』が9月7日から東京・根津のSCAI THE BATHHOUSEで開催される。
1983年に大阪で生まれた小牟田悠介は、折り紙の展開図をモチーフに色と形の関係性を探求する過程を抽象絵画という形式で表現。
同展では、紙飛行機の展開図に沿ってキャンバスを直接折り込み、その上から色を重ねて制作した一連の絵画『Unfolded』や、絵具の滴から着想された数点の立体作品『Drop』、絵画と並び壁面に設置される半立体の作品『Warp』を展示。
展覧会タイトルの「新しい天体」は、フランスの著述家ブリア=サヴァランの『美味礼賛』の一節に由来した開高健の造語を引用。自身の制作の根底にあるのは「世界の断片をポケットサイズに手にする感覚」と述べている。
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小牟田悠介
2021年9月7日(火)〜10月9日(土) 会場:東京都 根津 SCAI THE BATHHOUSE 時間:12:00〜18:00 休廊日:日、月曜、祝日
『新しい天体 - New Celestial Body』