銅版画家・浜口陽三の若きパリ時代を紹介 『手のひらほどの小さな絵』展

展覧会『手のひらほどの小さな絵-パリ1930年代の浜口陽三-』が9月11日から東京・水天宮前のミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションで開催される。

銅版画家の浜口陽三は、1930年に東京美術学校の彫塑科を中退し、渡仏。一時パリのサロンに油彩画を出品するも、次第に大画面の油絵を描くことに興味を失い、小品や水彩画を制作したと言われる。戦争により帰国するまでの約9年間の作品はほとんど失われた。

同展では浜口のパリ時代を紹介。銅版画や油彩画、パリ時代の小さなグアッシュ3点など約50点の作品を展示するほか、作家のインタビューや資料によって当時を探る。

イベント情報

『手のひらほどの小さな絵-パリ1930年代の浜口陽三-』

2021年9月11日(土)〜12月22日(水) 会場:東京都 水天宮前 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
時間:火〜金曜11:00~17:00、土、日曜、祝日10:00~17:00(最終入館16:30) 休館日:月曜(9月20日は開館、9月21日休館) 料金:一般600円 大学生、高校生400円 ※中学生以下無料
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