フレデリック・ワイズマン監督が生まれ故郷ボストンの市役所を描く記録映画

フレデリック・ワイズマン監督の新作映画『ボストン市庁舎』が11月12日から東京・渋谷のBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

『第77回ヴェネチア国際映画祭』アウトオブコンペティション部門に出品された同作は、ワイズマン監督の生まれ故郷アメリカ・マサチューセッツ州ボストンの市役所と街の様子を捉えたドキュメンタリー。多様な人種、文化が共存するボストンを舞台に、警察、消防、保健衛生、高齢者支援、出生、結婚、死亡記録、ホームレスの支援から同性婚の承認まで数百種類のサービスを提供する市役所の仕事の舞台裏と、市民の幸せのため奮闘するウォルシュ市長、市役所職員たちの姿を映し出す。原題は『City Hall』。ワイズマン監督は製作、編集、録音を自ら手掛けた。

一般公開に先駆けて、10月7日からオンラインで開催される『山形国際ドキュメンタリー映画祭 2021』で上映。

作品情報

『ボストン市庁舎』

2021年11月12日(金)からBunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国で順次公開 監督:フレデリック・ワイズマン 上映時間:272分 配給:ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
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