映画『スターダスト』の新たな場面写真と、デヴィッド・ボウイ役のジョニー・フリンのコメントが到着した。
10月8日から公開される同作は、デヴィッド・ボウイの若き日とアルバム『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders from Mars』の誕生を描く作品。初の全米プロモーションツアーに挑んだ24歳のデヴィッド・ボウイが、自分が世間に知られていないこと、時代がまだ自分に追いついていない現実に直面する姿や、兄の病気に悩む様、The Velvet Underground、アンディ・ウォーホルとの出会い、カルチャーアイコンとしての地位を確立する最初の一歩を踏み出すまでを映し出す。
劇中で自身が作曲した楽曲を披露しているジョニー・フリンは、オファーを受けた時の心境について「長年のボウイファンとして、最初は自分がボウイを演じるなんてバカバカしいと思った。自分のヒーローだった人物を演じるなんて考えるだけで恐ろしかった。どうやったら彼の遺した功績やアーティストとしての彼を裏切らずに演じられるかが分からなかった」と告白。その後、ガブリエル・レンジ監督と話し、制作意図に共鳴して出演を快諾したという。
ファンであるボウイ役を演じるにあたって「きちんと理解することを重要視してきた。デヴィッド・ボウイのものまねをするだけではいけない。デヴィッド・ボウイのものまねが得意な人はいると思うが、それではダメだ。彼がどんな人間だったのか、彼が何を考えていたのか、どういうリアクションをするのかなど、僕を通して彼の魂を表現している。僕にとって、デヴィッド・ボウイのただの真似事ではないことがとても重要だった」「入れ歯やコンタクトやウィッグ、コスチュームのお蔭で一定のところまではいけるが、私はボウイのレプリカになりたいわけではない。それでは見ていてつまらない。自信をもってリアルな人間を演じるのが重要だと思う」と語っている。
本日8月25日から各上映劇場、メイジャーでマルチステッカー付ムビチケカードが販売中。
- 作品情報
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『スターダスト』
2021年10月8日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開監督:ガブリエル・レンジ 脚本:クリストファー・ベル、ガブリエル・レンジ 出演: ジョニー・フリン ジェナ・マローン デレク・モラン アーロン・プール マーク・マロン 上映時間:109分 配給:リージェンツ
Special Feature
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