『スペンサー』『ダイアナ』がダイアナ元皇太子妃の没後25年となる来年公開

2021.08.30 Mon

映画『スペンサー（原題）』『ダイアナ（原題）』が2022年に公開される。

スペンサー伯爵家に誕生し、チャールズ皇太子と20歳で結婚した後、1997年8月31日に36歳で事故死するまで人道支援活動を続けたダイアナ元皇太子妃。

『第78回ヴェネチア国際映画祭』コンペティション部門でワールドプレミア上映される『スペンサー（原題）』の舞台は、1991年12月のエリザベス女王の私邸サンドリンガムハウス。チャールズ皇太子との離婚を決意したダイアナが、家族と共に最後のクリスマス休暇を過ごす姿を描く。ダイアナ役をクリステン・スチュワート、チャールズ皇太子役をジャック・ファーシングが演じるほか、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスらが出演。パプロ・ララインがメガホンを取った。全米公開は11月5日。

エド・パーキンズ監督による『ダイアナ（原題）』は、ダイアナの生涯をアーカイブ映像、未公開のフッテージで紡ぐドキュメンタリー。ダイアナを扱ったドキュメンタリー映画が日本で劇場公開されるのは初。制作陣は「イギリス王室ばかりでなく、より広い社会にパワフルな影響力を持っていたこの複雑な女性を出来る限り正直に描きたいのです。それはダイアナと王室、そしてダイアナと私達皆といった関係を描いたとても個人的で人間的な話ということになります」と語っている。