What's Happening Now 2021年8月30日版

CINRA.NET編集部が気になる本日のカルチャーニュースをピックアップ。随時更新。

VIDEOTAPEMUSIC『嬉野チャチャチャ』が一般発売

VIDEOTAPEMUSICが佐賀県嬉野市でのワーケーションを通して制作した楽曲『嬉野チャチャチャ(feat. mei ehara)』『ロマンス温泉』。2021年7月31日より嬉野市で先行発売していた本作の7インチが、2021年8月27日に全国発売&各種サブスクで配信を開始した。本作は、佐賀県嬉野市の老舗「旅館大村屋」とコーヒースタンド&ギャラリー「おひるね諸島」が推進するワーケーションのプロジェクト「URESHINO ✕ CROSSING」によって生み出された。VIDEOTAPEMUSICが嬉野市に2021年4月に滞在し、嬉野の歴史、特色、背景を調べ、その土地ならではの音を取り込み制作した楽曲。ジャケットのデザイン、イラストはおひるね諸島の大門光が手がけた。

  • 嬉野チャチャチャ (feat mei ehara) : カクバリズム | KAKUBARHYTHM

  • 私たち「カルチャー好き」が、本気で反省させられる名著がまさかの復活

    ・長らくAmazonで売切が続き、中古本が1万円近くしていた名著が、10/5にハヤカワ文庫化
    ・著者は『資本主義が嫌いな人のための経済学』などを執筆した哲学者、ジョセフ・ヒース
    ・近代以降、批判されがちな「大量消費社会」は、「無知な大衆」が引き起こしているのではなく、「差異の欲求が強め」で「自意識過剰」で「意識の高い」「カルチャー好き」こそが資本主義の原動力となり、消費社会を加速させているという、カウンターカルチャーの欺瞞を暴いた名著
    ・Amazonで予約がスタート

  • 反逆の神話〔新版〕: 「反体制」はカネになる(ハヤカワ文庫NF)

  • オーシャン・ヴオンの小説デビュー作が発売中 翻訳は木原善彦

    オーシャン・ヴオンによる小説『地上で僕らはつかの間きらめく』が新潮社から発売中。同作はベトナムの農家に生まれ、2歳のときに難民としてアメリカに渡ったヴオンによる小説デビュー作。主人公から文字が読めない母への手紙として綴られている。翻訳は木原善彦が手掛けた。なお、映画製作スタジオのA24は2020年12月の『The A24 Podcast』内で、同作の映画化の計画が進行していることを明かしている。

  • オーシャン・ヴオン、木原善彦/訳 『地上で僕らはつかの間きらめく』 | 新潮社

  • 坂本龍一と高谷史郎の3作品を再展示。YCAMで10月から開催

    坂本龍一と高谷史郎、YCAMによる展覧会『ART –ENVIRONMENT–LIFE 2021』が、10月8日から山口情報芸術センター[YCAM]ほか山口市内各所で開催される。過去に坂本と高谷がYCAMで制作・発表した3つのインスタレーションを一部改定して再展示。作品はいずれも「庭」という文化の形式にインスピレーションを受けているという。YCAM分館のサテライトAおよび、常栄寺も会場となり、景観とともに作品を鑑賞できる。

  • ART–ENVIRONMENT–LIFE 2021|山口情報芸術センター[YCAM]

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