『建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興』展開催 資料や模型から足跡辿る

『建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興―「輝く都市」をめざして―』が9月15日から東京・日本橋高島屋S.C. 本館4階の高島屋史料館TOKYOで開催される。

ル・コルビュジエに学び、神奈川県立近代美術館、新宿駅西口広場など数々の建築物を手掛けた坂倉準三。1937年にパリ万国博覧会「日本館」を設計したことをきっかけに高島屋と出会い、高島屋和歌山支店や、高島屋大阪難波新館改増築、南海会館を担当した。1941年には日本橋高島屋で『ペリアン女史日本創作展覧会 2601年住宅内部装備への一示唆 選擇・伝統・創造』展、1955年には『巴里1955年―芸術の綜合への提案―コルビュジエ、レジェ、ペリアン3人展』を開催。

高島屋創業190周年を記念した『建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興-「輝く都市」をめざして―』では、坂倉と高島屋の仕事が、後に彼が取り組んだ渋谷の東急会館や新宿西口広場・地下駐車場へと接続し、坂倉の都市デザインの礎をつくったこと、百貨店という公共空間をどのように快適で美しい空間へと創造してきたかを、資料、模型、CGなどから紹介する。監修は建築史家の松隈洋(京都工芸繊維大学)。

12月15日から一部資料の展示替えを行なう。

イベント情報

『建築家・坂倉準三と高島屋の戦後復興-「輝く都市」をめざして―』

2021年9月15日(水)〜2022年2月13日(日) 会場:東京都 日本橋高島屋S.C. 本館4階 高島屋史料館TOKYO 時間:11:00~19:00 休館日:月、火曜、2021年12月27日〜2022年1月4日
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