コロナ禍に誕生し、走り続けた1年半を振り返る『劇団ノーミーツ特別展示』

『文化庁メディア芸術祭「劇団ノーミーツ特別展示」』が9月23日から東京・お台場の日本科学未来館で行なわれる。 昨年の緊急事態宣言下、広屋佑規、小御門優一郎、林健太郎を中心に結成された劇団ノーミーツは、「NO密で濃密なひとときを」をテーマにオンライン演劇を主軸に活動する創作集団。30の短編作品と3回の単独長編公演の興行に挑戦したほか、ピューロランド、HKT48らとのコラボレーション、全国の学生を対象にした『全国学生オンライン演劇祭』、朝まで役者たちと共に観客が夜明けを待った『夜が明ける』などを行ない、総動員数3万人を突破した。 劇団ノーミーツの歩みを辿る同展は、『第24回文化庁メディア芸術祭』エンターテインメント部門優秀賞を受賞したことを記念するもの。高さ2.7メートル、横幅9メートルの壁面にメインモニター1枚とサブモニター8枚を設置し、これまでの作品のポスターやパンフレット、台本、紙チケットなどで一面を埋め尽くして装飾した。モニターでは今回のために制作した約1年半を振り返るダイジェスト映像からスタートし、1枚のモニターを囲うように作品の見どころや裏側をサブモニターで映したダイジェスト版の長編作品4本と、通常の短編の画面を再配置して構成した11本をランダムに上映する。
イベント情報

『文化庁メディア芸術祭「劇団ノーミーツ特別展示」』

2021年9月23日(木・祝)~10月3日(日) 会場:東京都 お台場 日本科学未来館 時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:9月28日 料金:無料
『文化庁メディア芸術祭「劇団ノーミーツ特別展示」』
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