「音」と「形」がテーマの『サウンド&アート展』に一柳慧、武満徹らの作品

『サウンド&アート展 -見る音楽、聴く形』が11月6日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催される。

クリエイティブ・アート実行委員会と東京都教育委員会が共同開催する同展では、「音」「形」をテーマにした世界5か国19組の作家による約40点の作品を展示。新しい楽器や自動演奏装置を創りだすことにより、音楽づくりの基盤を変えていこうとする活動に目を向けることで、組織や社会の基盤の変革に思いを馳せるきっかけとなることを目指すという。

出展作品は、ルイージ・ルッソロ『イントナルモーリ』の複製、ベルナール・バシェとフランソワ・バシェ兄弟による音響彫刻作品、吉村弘『サウンド・チューブ』、藤田クレア『Invisible soundscape ~version 1:(1+√5)/2+x~』、ベルナール・バシェが考案した『バシェの教育音具』、金沢健一『音のかけら』、園部良『ハンドパン』、フィル・ダドソン:フロム・スクラッチ『Sprong』など。一部の作品は実際に音を鳴らして音作りを体験できる。

そのほかの出展作家は、一柳慧、invisi dir、宇治野宗輝、齋藤鉄平、武満徹、西原尚、ピエール・バスティアン、FUJI|||||||||||TA、松本秋則、明和電機、ハンス・ライヒェル、マーティン・リッチズ。

会期中は出展作品の演奏を鑑賞できるコンサートや、制作者によるトークとデモンストレーション、音楽づくりワークショップ、展覧会の意味を深めるディスカッションなどを実施予定。参加者には内橋和久×巻上公一×ダクソフォン、谷川俊太郎×内橋和久×バシェ、永田砂知子、宇治野宗輝、藤田クレア、西原尚、明和電機、invisi dir、鳥越けい子、金沢健一、三輪眞弘、監修を務める毛利嘉孝(東京藝術大学)と中川克志(横浜国立大学)が名を連ねる。詳細は後日発表。

同展は新型コロナウイルス感染予防の観点から、日時指定予約制を導入。チケット購入サイトは10月1日にオープン予定だ。

イベント情報

『サウンド&アート展 -見る音楽、聴く形』

2021年11月6日(土)~11月21日(日) 会場:東京都 秋葉原 3331 Arts Chiyoda
時間:12:00〜18:00(入場は閉場の1時間前まで) 出展: 一柳慧 invisi dir 宇治野宗輝 金沢健一 齋藤鉄平 園部良 武満徹 フィル・ダドソン:フロム・スクラッチ 西原尚 ベルナール&フランソワ・バシェ ピエール・バスティアン FUJI|||||||||||TA 藤田クレア 松本秋則 明和電機 吉村弘 ハンス・ライヒェル マーティン・リッチズ ルイージ・ルッソロ(再制作:多摩美術大学芸術科、監修:秋山邦晴) 料金: 前売 一般1,200円 高校生、大学生600円 中学生以下300円 当日 一般1,500円 高校生、大学生900円 中学生以下600円
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