映画『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』が12月17日から東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
同作は、アメリカ・ウェストバージニアのコミュニティーを蝕む環境汚染問題を巡り、1人の弁護士が十数年にわたって巨大企業との闘いを繰り広げた実話をもとにした作品。1998年を舞台に、企業弁護士ロブ・ビロットが、発ガン性のある有害物質の危険性を40年間隠蔽していたデュポン社を相手に、7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏み切って、真実を追い求める姿を描く。原題は『DARK WATERS』。
ロブ・ビロット役を演じたのは、『アベンジャーズ』シリーズなどのマーク・ラファロ。環境活動家でもあるラファロは、2016年にThe New York Timesに掲載された記事からロブのことを知り、プロデューサーも兼任して映画化に動き出し、ロブ本人への取材も行なったとのこと。ロブの妻で最大の理解者であるサラ役にアン・ハサウェイ、ロブの上司タープ役にティム・ロビンス、ロブの弁護団に加わるベテラン弁護士役にビル・プルマンがキャスティング。監督を『エデンより彼方に』のトッド・ヘインズが務めた。
今回の発表とあわせてポスタービジュアルが公開。暗い部屋で資料を読み漁るロブの姿が写し出されているほか、「真実に光をあてるために どれだけのもの失う覚悟があるのか――」というコピーが添えられている。
- 作品情報
-
『ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男』
2021年12月17日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開監督:トッド・ヘインズ 出演: マーク・ラファロ アン・ハサウェイ ティム・ロビンス ビル・キャンプ ヴィクター・ガーバー ビル・プルマン 上映時間:126分 配給:キノフィルムズ
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?