アンジェリカ・リデル
フォロー作家、演出家、俳優。1966年スペイン生まれ。アーティストネームである「リデル」は、ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』のモデルであるアリス・リデルからとられた。1993年にアトラ・ビリス・テアトロを設立。個人の意識や魂の奥底を見つめ、性、死、暴力、権力、狂気、宗教にひそむ人間の深部から人間や社会をとらえる作品を作り続けている。混沌と美が共存する詩的かつ過激な舞台は、2013年オープニングを飾った『ウィーン芸術週間』を始め、『アヴィニョン演劇祭』、パリ・オデオン座などヨーロッパの主要なフェスティバルや劇場で上演され、現代演劇シーンにおいて常に高い注目を集めている。2012年、『La casa de la fuerza』で『スペイン劇文学国家賞』を受賞。また、2013年には『ヴェネチィア・ビエンナーレ国際演劇祭』において『銀獅子賞』を受賞
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?